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首相と慶南道知事が「基本所得」を批判

Posted February. 20, 2021 07:40,   

Updated February. 20, 2021 07:40

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丁世均(チョン・セギュン)首相と金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道(キョンサンナムド)知事が、李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事の「基本所得」の主張を批判した。次期大統領選が約1年先に迫り、与党の大統領選候補間の福祉政策論争が激しくなる様相だ。

丁氏は19日、CBSラジオで、「今は災難支援金を語る時であり、基本所得を話すタイミングではない」とし、「不必要なうえ、なぜ電力を浪費するのか」と強調した。丁氏は「不必要な話しと言えば李知事が怒るのでは」という質問には、「話をすることはできるが、今日も明日もその話だけをしていてはいけないということ」と述べた。

親文陣営(文在寅系)の核心である金氏も同日公開されたあるメディアとのインタビューで、「李知事が『奇襲戦基本所得』だけを主張し続ければ、政策議論を歪める恐れがある」とし、「ポピュリズム公約を吐き出すことでは大統領選を行えない」と強調した。また、「基本所得は緊急課題に選択されないという確信がある。現実に適合しないため、力を得られないだろう」とも述べた。

これに先立ち、与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)代表は「基本所得をする所はアラスカだけ」、任鍾晳(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長も「正しくも現実的でもない」と述べた。

激しい攻撃を受け、李知事は同日、フェイスブックを通じて、「このすばらしい政策競争に参加できて満足している」とし、「一人一人の真摯で大切な意見に接し、多くを学び、それによって私の考えも整えており、感謝する思い」と明らかにした。


崔惠? herstory@donga.com