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「魔女狩り」と言っていたトランプ氏、襲撃事件を非難

「魔女狩り」と言っていたトランプ氏、襲撃事件を非難

Posted January. 15, 2021 07:32,   

Updated January. 15, 2021 07:32

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トランプ氏は13日(現地時間)、米下院が大統領に対する弾劾訴追決議案を可決した90分後に、ホワイトハウスのツイッターアカウントに演説動画を投稿した。約5分間の動画で大統領は、「先週、目にした暴力行為を明確に非難する。私の本当の支持者であれば暴力を支持するはずがない。法を遵守しなければならず、国民に脅威を与えてはならない」と述べた。

動画を投稿して約4時間後、ホワイトハウスは大統領声明を公開し、「暴力や不法行為、破壊はあってはならない。全ての米国人に緊張を和らげ、怒りを鎮めるよう求める」と呼びかけた。弾劾訴追決議案が可決される前のトランプ氏は、自身に責任を問う民主党を強く非難したが、決議案可決後は、「支持者なだめ」に集中する姿勢を取ったのだ。共和党のケビン・マッカーシー下院院内総務は決議案採決の直前、「大統領が今回の襲撃に自身の責任が『少しはある』と認めた」と明らかにした。

トランプ氏は12日、「歴史上最も大がかりな魔女狩り」とし、弾劾訴追の手続きに着手しようとする議会の動きに不満を示した。支持者の議会乱入前の演説内容についても、「完全に適切だった」と述べ、責任を回避した。


シン・アヒョン記者 abro@donga.com