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「ボンドガール」タニア・ロバーツ氏、死亡誤報の翌日に死去

「ボンドガール」タニア・ロバーツ氏、死亡誤報の翌日に死去

Posted January. 07, 2021 08:13,   

Updated January. 07, 2021 08:13

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映画「007シリーズ」にボンドガールとして出演したタニア・ロバーツ氏(66)が、「誤報騒ぎ」から1日後に死亡して、悲しみをもたらしている。

米紙ニューヨークタイムズ(NYT)は、パートナーのランス・オブライエンの言葉を引用して、ロバーツが4日(現地時間)夜、米カリフォルニア州ロサンゼルスのある病院で尿路感染による合併症で亡くなったと伝えた。ロバーツは昨年12月24日、ハリウッドヒルズの自宅周辺での散歩途中に倒れ、周辺の病院に運ばれたが、意識を取り戻すことはできなかったという。

これに先立って3日、海外のマスコミが当時生存していたロバーツの死亡ニュースを報じる騒ぎが起きたこともあった。この議論は、オブライエンのミスから始まった。ロバーツは人工呼吸器に生命を依存するほど状態が悪く、彼は医療陣から「臨終を準備せよ」と言われた。これを受け、オブライエンはロバーツの死を知らせたが、後に病院でロバーツが生きていると訂正した。だが、同日夜、ロバーツはとうとう息を引き取り、誤報は事実となった。

1955年、ニューヨーク・ブロンクスで生まれたロバーツは、15歳の時からモデルとして活動した。1970年代後半、米ABC放送の「地上最強の美女たち!チャーリーズ・エンジェル」に刑事役で出演し、007ボンドガールを演じて大きな人気を博した。


シン・アヒョン記者 abro@donga.com