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コスピが2カ月半ぶりに2000ポイントを回復

コスピが2カ月半ぶりに2000ポイントを回復

Posted May. 27, 2020 08:12,   

Updated May. 27, 2020 08:12

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総合株価指数(コスピ)が1%以上上昇して、二ヶ月半ぶりに2000ポイントを取り戻した。世界各国が新型コロナウイルス感染症の衝撃を乗り越えて経済活動再開の動きを見せていることにより、アジアの主要株式市場も上昇した。

26日、コスピは前取引日より35.18ポイント(1.76%)高の2029.78で取引を終えた。前日に1.24%上昇したのに続き、二日連続で1%を超える上昇を見せた。コスピが終値基準で2000ポイントを越えたのは、3月6日(2040.22)以後初めてだ。コスピの代表株である三星(サムスン)電子が0.82%上がり、SKイノベーション(14.15%)、三星SDI(11.49%)、LG化学(6.29%)など、時価総額上位株のうち新型コロナウイルス事態によって株価が大幅に落ちた銘柄が特に強さを見せた。

機関投資家が3420億ウォン分を買いつけて株価上昇をけん引した。外国人も100億ウォン分を買い越した。一方、個人投資家は4810億ウォン分を売り越した。コスダック指数も、前取引日より9.22ポイント(1.28%)高の729.11で取引を終えて年中最高値を再び更新した。

世界各国が新型コロナウイルス封鎖緩和措置をとったことで、近い将来経済が正常化されるだろうという期待感で株価が上昇した。日本は緊急事態が早期に解除され、日経平均株価が2.55%上昇した。中国の上海総合指数も1.01%上がって、米中対立より新型コロナウイルスの落ち着きによる世界経済の回復に期待をかける様子を見せた。

同日、ソウル外国為替市場で対ドルウォン相場は、前日より1ドル=9.9ウォン・ウォン高ドル安1ドル=1234.3ウォンで取引を終えた。景気回復への期待感で、韓国などの新興国通貨への投資心理が蘇っているとみられる。


李建赫 gun@donga.com