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オペラやクラシック公演も…これからは自宅で鑑賞

オペラやクラシック公演も…これからは自宅で鑑賞

Posted March. 13, 2020 08:09,   

Updated March. 13, 2020 08:09

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ソウル市が、無観客オンライン公演の中継から美術館のオンライン展示の解説まで、さまざまなオンライン文化芸術プログラムを披露する。ソウル市立交響楽団は、13日午後3時から1時間、ユーチューブやフェイスブックのアカウントを通じて、オンライン上で音楽会を開く。「一緒に乗り越える私たち皆がこの時代の英雄」というメッセージを込めて、ベートーベン交響曲第3番・英雄を演奏する。ソウル市響の副指揮者・Wilson Ngが指揮し、団員など40人余りが演奏する。

世宗(セジョン)文化会館は31日、無観客でのオンライン上の公演中継を披露する。今月31日、ソウル市オペラ団の「オペラトークトークロッシーニ」を皮切りに、来月まで、ユーチューブ、ネイバーテレビなどを通じて無観客オンライン中継公演が続く。解説も付け加える。公演は世宗文化会館大劇場、チャンバーホールなどで行うが、一般公演と違って、カメラの画面で公演を具現する必要があるため、公演人員を減らすこともある。来月は10以上の民間芸術団体のオンライン公演も準備ができている。

12日と13日に公演が予定されたソウル市舞踊団の「ノット-NOT」もキャンセルされ、その代わりに来月18日のオンライン公演に置き換えられた。ソウル敦化門(トンファムン)国楽堂は、すでに先月末から、無観客オンライン中継公演を行っている。今月19日から29日までは「ウンダン旅館音楽会」の7回公演を、フェイスブックのアカウントなどを通じてオンラインで生中継で見ることができる。

ソウル図書館は、電子書籍やオーディオブックなど、3万種のデジタルコンテンツをウェブサイト上で無料で提供する。ソウル文化財団は、ウェブパンソリ・タルムンの映像14本を公開する。ソウル市立美術館とソウル歴史博物館、漢城(ハンソン)百済博物館、敦義門(トンウィムン)博物館村は、展示解説の映像や展示関連映像をオンラインで提供する。兪連植(ユ・ヨンシク)ソウル市文化本部長は、「自宅で多くの時間を過ごさなければならない市民が簡単に楽しむことができるように、さまざまな無料の文化コンテンツを用意した」と語った。


キム・ハギョン記者 whatsup@donga.com