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ポンペイオ長官「EUはファーウェイの5G機器を使うな…三星は公平な企業」

ポンペイオ長官「EUはファーウェイの5G機器を使うな…三星は公平な企業」

Posted December. 04, 2019 08:34,   

Updated December. 04, 2019 08:34

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マイク・ポンペイオ米国務長官が2日(現地時間)、欧州連合(EU)に対して「中国最大手の通信機器メーカー・ファーウェイ、ZTEなどの中国企業の第5世代(5G)無線通信機器を使わないでほしい」としながら、韓国の三星(サムスン)、スウェーデンのエリクソン、フィンランドのノキアなど「公正に競争する適法な企業」をその代案として提示した。

ポンペイオ長官は同日、米政治専門メディア・ポリティコに投稿した「欧州は5Gと関連して安保を最優先すべきだ」というタイトルの記事で、「中国企業を信頼すべきではないというのが、EU同盟国に対する米国のメッセージだ」と強調した。これは3日と4日に英ロンドンで開催される北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議、3日にベルギーのブリュッセルで開かれるEU情報通信閣僚会議を控えて、EU同盟国に対して「反ファーウェイ連帯」への参加を圧迫したものと解釈される。

ポンペイオ長官は、「ファーウェイは、中国人民解放軍との関係を維持している」とし、「チェコ、ポーランド、オランダでのスパイ行為に関与したし、ドイツ、イスラエル、英国、米国などの知的財産権を恐喝した容疑も持たれている」と述べた。任正非ファーウェイ創業者(74)は人民解放軍将校出身で、1987年に設立後、人民解放軍の事業を独占的に受注して世界的通信メーカーにその規模を拡大させた。米国は、ファーウェイは事実上、中国政府傘下の団体ではないかという疑惑を捨てずにいる。

さらに彼は、「エリクソン、ノキアのような欧州企業は、高品質と価格競争力を備えた5G機器を生産している。韓国の三星もそうだ」と褒め称えた。さらに「これらの企業は、公正に競争する適法な商取引行為者であり、法治を遵守する民主国家に本社を構えている」と強調した。


朴湧 parky@donga.com