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メッツの新巨砲アロンソ、ナ・リーグ新人王に

メッツの新巨砲アロンソ、ナ・リーグ新人王に

Posted November. 13, 2019 08:34,   

Updated November. 13, 2019 08:34

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新しい巨砲、ピート・アロンソ(24=ニューヨーク・メッツ)がメジャーリーグ・ナショナルリーグ新人王に選出された。

アロンソは11日、全米野球記者協会(BBWAA)が発表した最優秀新人選手賞の「2019ジャッキー・ロビンソン賞」投票結果、1位票を29人から、2位票を1人から集めて新人王に選ばれた。アメリカンリーグを入れて両リーグで、今年メジャーデビューした新人選手のうち、歴代最多の53本塁打を記録したアロンソは7月にクリーブランドで行われたオールスターゲームのホームランダービーでも優勝し、長打に関しては圧倒的な記録を打ち立てた。早くから新人王タイトルが有力視された中、満場一致での選出になるかに注目が集まった。

しかし1票が足りなく満場一致での新人王にはならなかった。この日、BBWAAはホームページを通じて30人の投票者と投票内容を公開したが、ジ・アスレチック所属のアンドリュー・バガーリー記者がマイク・ソロカ(アトランタ・ブレーブス)に1位票を、アロンソに2位票を入れたことが明らかになった。ソロカも今季に13勝4敗、防御率2.68と優れた成績を挙げ、一時はサイ・ヤング賞候補にも取り上げられた。バガーリー記者もサンフランシスコ・ジャイアンツ担当記者なので、ソロカに1位票を入れたことが批判されるような状況ではなかった。

バガーリー記者は、「ソロカは9回当り0.7本の本塁打を与えている。これはリーグ平均の1.4本の半分で、ナ・リーグでは最高記録だ」と言い、投票した背景について説明した。打高投低の中でソロカの投球内容は徳部Tな意味があると評価したのだ。

ソロカは1位票1票を含めて2位票を25人から、3位票を2人から集めてナ・リーグ新人王2位になった。アロンソは本塁打、打点(120点)などで優れた成績を挙げたが、精度(打率.260)部門で今一だったのが足かせとなった。所属するメッツはナ・リーグ東地区3位でポストシーズン進出に失敗した。

満場一致での新人王は、ア・リーグで出た。ア・リーグではキューバ出身のヨルダン・アルバレス(22=ヒューストン・アストロズが30人から1位票を独占し、歴代24人目となる満場一致での新人王になった。

シーズン開幕2ヵ月後の今年6月9日、ボルチモア・オリオールズ戦でデビューを果たしたアルバレスは、遅れたメジャーデビューで出場したい試合数は87試合に過ぎなかったが、27本塁打を放ち、怪力を見せつけた。また精巧さ(打率.313)やチャンスでの勝負強さ(78打点)でも非の打ち所のない活躍を見せ、ヒューストンの2年ぶりのワールドシリーズ進出に貢献した。


金培中 wanted@donga.com