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タイを熱狂たK-POPコンサートと韓流コンテンツ

タイを熱狂たK-POPコンサートと韓流コンテンツ

Posted September. 30, 2019 08:40,   

Updated September. 30, 2019 08:40

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タイのバンコクは28日と29日、韓流ブームで熱く盛り上がった。バンコク最大の公演会場であるインパクトアリーナとインパクト国際展示場で二日間行われた「ケイコーン(KCON)2019タイ」に、4万5000人余りが集まって盛況を成したと、CJ・ENMが29日、明らかにした。

ケイコーンは韓流を知らせる世界最大規模のイベントだ。2012年に米国カリフォルニアで初めて開始し、フランス、豪州、メキシコ、アラブ首長国連邦などで韓流ファンと疎通してきた。今年は東京(5月)、米ニューヨーク(7月)、米ロサンゼルス(8月)に続き、タイで四度目のイベントを開いて日程を終えた。

二日間インパクトアリーナで開かれたコンサートは、東南アジア全域の韓流ファンで大変な混雑ぶりだった。入場前の会場の前には、終わりの見えない長い列ができ、幕が上がると観衆の歓声で会場が揺れるほどだった。

GOT7、ゴールデン・チャイルド、キム・ジェファン、ネイチャー、ザ・ボーイズ、ボーイストーリー、エバーグロー、X1、ワンアース、ITZY、(G)I-DLE 、エイティーズ、バンディット、ベリーベリー、ストレイキッズ、IZ*ONE 、AB6IX、チョンハの18チームが舞台に上がった。

コンサートのほか、ビューティー、フード、ライフスタイルなど、様々な分野のプログラムが行われた。昨年、タイでの行事で10代や20代の女性観客が88%に達したことを考慮して用意した「ケイコーンガールズ」が良い反応を得た。(G)I-DLE、チョンハ、ITZYなどの女性アーティストたちがトークショー、メイクアップ実演、ダンスと歌を披露して、女性ファンから大きな拍手を受けた。

インフルエンサーが参加した「クリエイターズゾーン」も目を引いた。タイは、インターネットよりは携帯電話の加入者数が多いモバイル大国だ。加入者数が185万人にのぼるクリエイター・コ・テギョン、Kポップのダンスを披露するタイのクリエイターob1jellopyなどが舞台に上がって雰囲気を盛り上げた。イベントの前日行われた輸出商談会には、東南アジア地域の企業78社が参加し、400件の商談が行われた。

初年度だった2012年、観客数1万人で始めたケイコーンは、今年は29万人が参加したイベントに成長した。累積観客数は110万人を超える。ケイコーンを総括するシン・ヒョングァンCJ・ENM音楽コンテンツ本部長は、「ケイコーンで韓国文化コンテンツを知らせると同時に、韓流に関連する企業の世界進出を支援している」とし、「来年も様々な地域でKCONを開いて、世界とコミュニケーションしたい」と述べた。


李雪 snow@donga.com