Go to contents

エンゼルス・大谷、変化球の制球が乱れて初黒星

エンゼルス・大谷、変化球の制球が乱れて初黒星

Posted April. 19, 2018 08:25,   

Updated April. 19, 2018 08:25

한국어

最高球速161キロの速球を投げた。だが、メジャーリーグは剛速球一つだけでは通用しない舞台だった。投打兼業の日本人選手、大谷翔平(24=ロサンゼルス・エンゼルス)が変化球の制球に梃子摺り、メジャーリーグデビュー以来初めて敗け投手になった。

大谷は18日、カリフォルニア州アナハイムにあるエンゼルススタジアムで行われたボストン・レッドソックス戦に先発登板し、2回を投げて4安打、2四球、3失点で降板した。投球数は66だった。チームが1-10の大敗を喫し、大谷は2連勝後に初めて敗戦を記録した。

この日も大谷の剛速球は最高球速が161キロをマークした。だが速球とともに配球してこそ威力が倍増するスプリットの制球に苦しみ、試合中苦戦した。変化球が効かない大谷は、単に速い球を投げる投手に過ぎなかった。

勝利を収めた直近の2試合では、直球のように飛んできたは打者の前に急激に落ちるスプリットを決め球にして打者の空振りを誘導した。ところが、この日、大谷のスプリットはボールとストライクのの違いが明確過ぎた。13球のスプリットを投げたが1度も空振りを奪えなかった。

大谷は1回からボストンの先頭打者、ムーキー・ベッツに本塁打を浴びて苦しい試合展開を強いられた。2回表には2安打と2四球、1犠牲フライでさらに2点を与えた。2回の途中、指にマメができてからエンゼルスのベンチは早期降板を決定した。3回からはリリーフ投手のルーク・バードがマウンドに立った。アメリカンリーグ西地区首位のエンゼルスは、この日の敗北で連勝は7で止まった。アメリカンリーグ東地区1位のボストンは14勝2敗とし、メジャーリーグ全体勝率1位を疾走した。


李憲宰 uni@donga.com