
1969年、米名門女子大のウェズリーカレッジで学生初の卒業演説を行ったヒラリー・クリントン元国務長官(写真)の発言だ。クリントン氏は当時「著名人だけでなく学生にも発言のチャンスを与えるべきである」という意を貫き通し、女性と黒人の人権をテーマに行った名スピーチがライフ・マガジンに紹介された。
今年5月、48年ぶりに彼女は母校に出向き、卒業式の舞台に立つ。既成政治家を辛辣に批判して女子大生が今や元老政治家となって後輩たちが見守る中、祝辞を述べる。CNNが1日、昨年大統領選挙で敗北したクリントン氏は数か月の沈黙を破り再び社会活動に向けて乗り出す準備をしていると広報担当者であるニック・メリルの話として伝えた。CNNは、「ウェズリー卒業式でのスピーチは大統領選挙に敗退後の最も規模の大きい演説となりそうだ」と報じた。選挙に敗れた後、大衆の面前から姿を消したが、一人で寂しく食事をしている姿が捉えられ話題になったこともある。
メディアは卒業式の祝辞に先立ち、3月8日国際女性デーのイベントと4月10日ニューヨークで開かれるLGBTコミュニティセンターのイベントにも出席しスピーチを行う予定であることも伝えた。
クリントン氏は9月、アメリカの大手出版社である「サイモン&シュースター」から自伝的エッセー集も出版予定だ。本のタイトルは未定だが、これまでの人生でインスピレーションを受けた数々の言葉が盛り込まれると、AP通信は報じた。
クリントン氏は、「この本に収める言葉は、幸せな時間を祝福してくれたもの、馬鹿げた状況を笑い飛ばしたり、困難な時に私を見守ってくれたり、人生に深く感謝するようにしてくれた」と語った。大統領夫人を務めた頃の1995年に出版した『村中みんなで(It Takes a Village)』も修正復刊する予定だ。
金守蓮 sykim@donga.com






