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国民10人中6人は「北朝鮮への支援は不適切」

国民10人中6人は「北朝鮮への支援は不適切」

Posted October. 17, 2016 08:32,   

Updated October. 17, 2016 08:54

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半分近い一般の人たちは、北朝鮮の核が韓国よりは米国にとってさらに脅威的だと認識していることが分かった。

また、10人中3人(30.3%)は、北朝鮮の核施設について、民間人の犠牲を払ってでも予防打撃(preventive)に踏み切るべきだと回答し、回答者の60%以上は、北朝鮮への人道的支援については否定的反応を示した。ネットユーザーらは、北朝鮮の核問題について警戒心を表したが、同時に冷笑的視線も持っているという。

東亜(トンア)日報は16日、マーケティングリサーチ専門会社「マクロミルエンブレイン」と一緒に、全国の20歳〜55歳の一般人成人男女1000人を対象に、「北朝鮮の核脅威を巡る認識調査」を行った結果、回答者の45.6%は「北朝鮮の核は韓国より米国の方にさらに脅威的だ」と回答した。国際社会が北朝鮮の核開発を阻止できない理由としては、国際社会が北朝鮮の核開発意志や能力を過小評価(50.5%)したという声が最も多かった。国際社会の対応の仕方(32.2%)、国際社会をかく乱した北朝鮮の二重戦術(27.5%)などがその後を継いだ。

回答者10人中7人(70.8%)は、北朝鮮が核兵器開発を完成したと認識している。また77.7%は、現在と同じ制裁や圧迫では、北朝鮮に核を放棄させることができないと回答した。回答者の10人中3人は、北朝鮮の核施設への先制打激論に同調した。にも拘わらず、北朝鮮の核問題解決のためには、むしろ対話がさらに必要だという意見(44.2%)が、そうでないという意見(32.7%)より10%ポイント以上も多かった。

最近行われた北朝鮮の5回目の核実験が、インターネットのネットユーザーらにも韓半島戦争を巡る危険性を喚起させたことが明らかになった。実験当日、ポータルサイトに書き込まれた1万件の書き込みについて分析した結果、中心単語である「核(1940回言及)」と関連して、「敵(関連言及は154回)」、「戦争(関連言及100回)」などが、主要関連語に分類されたためだ。

しかし、北朝鮮の核問題を眺める冷笑的意見も覗えた。分析対象だった書き込み10件中1件の割合で、大きな笑いや皮肉を意味する「ㅋㅋㅋ」が登場した。「ㅋㅋㅋ」とは、いかなる単語とも高い関連性を見せなかったものの、登場回数は「核」や「我々(1130回)」の次に高かった。ネットユーザーらが、内容とは関係のない北朝鮮の核問題にからかいの混じった視線を見せたものと解釈できる。



세종=손영일 기자scud2007@donga.com · 권기범기자 世宗=ソン・ヨンイル クォン・ギボム記者 kaki@donga.com