来年度政府予算、初めて４００兆ウォンを超える模様

来年度の政府予算案が史上初めて４０００兆ウォンを超える見通しだ。構造調整やこれに伴う大量失業事態に備えるため、今年、補正予算を編成した政府が、「拡張的財政支出の基調」を維持するために、このような「スーパー予算」を積極的に検討しているからだ。

１４日、企画財政部によると。政府と与党は９日に開かれた政府与党会議で、来年の本予算を今年（３８６兆４０００億ウォン）より３〜４％増やすことに合意した。これを受け、来年予算は３９８兆〜４０２兆ウォンになるものとみられる。

政府内でも、来年度総支出の伸び率は３％後半台になるだろうという予測が有力となっている。企画財政部の高官は、政府与党協議会後の記者懇談会で、「経済環境を考慮すれば、緊縮よりは拡張的編成に向かうのが妥当だ」とし、来年度予算案は４００兆ウォン以上の「スーパー予算」になる可能性を示唆した。当初、国家財政運営計画上、来年の予算は３９６兆７０００億ウォンだった。

来年度予算案が４００兆ウォン規模に編成されれば、国家財政は２００５年（２０９兆６０００億ウォン）以降１２年ぶりに、ほぼ２倍規模へと膨らむ。また、２００９年に予算３００兆ウォンを突破後、８年ぶりで４００兆ウォン時代を迎えることになる。

세종=박민우기자　世宗市＝パク・ミンウ記者 minwoo@donga.com