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バドミントン「女王」安洗瑩「私の全盛期はまだ来ていない」 SNSに投稿

バドミントン「女王」安洗瑩「私の全盛期はまだ来ていない」 SNSに投稿

Posted December. 23, 2025 10:05,   

Updated December. 23, 2025 10:05


「2026年は、さらに強くなった姿で戻ってくる」

バドミントン女子世界女王の安洗瑩(アン・セヨン、23)は、世界バドミントン連盟(BWF)ワールドツアー・ファイナルズを制覇した直後、ソーシャルメディア(SNS)に「来年はもっと多くの記録を破りたい」と意気込みを記した。

安洗瑩は今季11度の優勝を重ね、ワールドツアー導入(2018年)以降、男女シングルスを通じて歴代最多勝利数タイを達成。シングルス最高勝率(94.8%)、シングルス最高賞金額(100万3175ドル)など、数々の記録を打ち立てた。輝かしいシーズンを終えた直後にも、さらなる高みを見据えている。

来季最初の目標は、1月7日に開幕するマレーシア・オープン(スーパー1000)のタイトル防衛だ。スーパー1000は、BWF主催大会の中で世界選手権に次ぐ格式を持つ4大会を指す。安洗瑩は昨年、マレーシア・オープン、全英オープン、インドネシア・オープンを制したが、最後のスーパー1000大会である中国オープンは準決勝途中、膝の負傷で棄権した。来年は、ワールドツアー史上初となるスーパー1000全冠制覇を狙う。

続いて4月7日開幕のアジア選手権で「グランドスラム」達成に挑む。安洗瑩は2023年コペンハーゲン世界選手権、杭州アジア大会を制し、昨年のパリ五輪でも金メダルを獲得している。大陸別選手権であるアジア選手権を制すれば、カロリナ・マリンに続き、女子シングルスでは史上2人目のグランドスラムとなる。韓国勢では、朴柱奉(パク・チュボン)、キム・ムンス、金東文(キム・ドンムン)の3人が達成しているが、いずれも男子ダブルスでの記録だ。

9月19日からは愛知・名古屋アジア大会での連覇にも挑む。達成すれば、韓国のシングルス選手として男女を通じ初の2連覇となる。安洗瑩は「私はまだ若い。もっと良い結果を出せると思う。自分の全盛期は、まだ来ていない」と語り、自信をのぞかせた。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com