
英紙フィナンシャル・タイムズは10日、プライバシー保護でこれまでメディアに知らされなかった未婚の相続富豪ヒュー氏を詳しく紹介した。グローヴナー家は、17世紀からロンドンの豊かな村メイフェアやベルグレービアなどに121ヘクタール(約1.21平方キロメートル)以上の土地を所有する不動産富豪だ。高級住宅地の開発や海外不動産投資などで莫大な財を築いた。米経済専門紙フォーブスによると、父親の故ジェラルド・グローヴナー氏は、世界68番目、英国では3番目の富豪だ。彼は、土地、別荘、不動産会社グローヴナー・グループを残した。
ヒュー氏には姉が2人いるが、長子相続の規定が適用され、父親の財産をほとんど相続する。2013年の法改正で相続権に男女差別はなくなったが、2009年以降の出生者だけに適用される。また、英国で相続財産は一般的に40%課税されるが、グローヴナー家の財産は信託基金の形で相続されるため、ヒュー氏は相続税を払わなくてもいい。
父親は生前、「裕福な家庭に生まれた息子に教えなければならないことは、自己節制と義務感」と言って、子供に厳しく接した。ヒュー氏は父親の考えで公立小学校に通い、ニューカッスル大学地方管理学科を卒業した。現在、コーヒーの残りかすを燃料に変える環境にやさしい企業バイオビーン社に勤めている。
グローヴナー家は英国王室とも非常に近い。ヒュー氏は、ウィリアム王子の息子ジョージ王子の後見人であり、母親のナタリア公爵夫人はウィリアム王子の後見人だ。英国王室は、ジェラルド・グローヴナー氏が死去したことを受け、「深い衝撃と悲しみにたえない」と哀悼のメッセージを送った。
이유종기자 イ・ユジョン記者 pen@donga.com






