
誰かの容姿をさげすんだり、刺激的な言葉で笑わせる最近の強いコンテンツに対して、ギャグチーム「オンアルス」のチョ・ジュンウさん(38)が言った言葉だ。オンアルスは、この哲学で10年間、国内外で活躍している。8月の2016リオ五輪に合わせてブラジル公演を準備中のオンアルスのメンバーにソウル銅雀区(トンジャクク)の練習室で会った。
オンアルスは、07年にKBS「ギャグコンサート」のコーナー「オンアルス」で始まった。チョ・ジュンウ、チョ・スウォン(37)、チェ・ギョンソン(36)が、言葉の分からない子供の世界を体当たりのギャグで表現して人気を得た。番組を離れて海外に進出することを決心したのは翌年だ。
「障害者の友人の前で公演をした時、言葉で笑わせるチームは言葉の問題で行き詰りました。しかし、言葉なく笑わせる私たちの公演は反応が良かった。外国の人も笑わせることができるのではないかという考えがふと頭をよぎりました」(チョ・ジュンウ)
その後、ビートボックスが上手いチェ・ギソプ(37)を迎え入れ、4人組に生まれ変わったオンアルスは、ジョグリングなどを取り入れた公演で海外のドアを叩いた。
「最初の頃は、海外進出の経験がある(コメディアンの)先輩がいないので、周囲の目が冷たかったです。K-POPを知る外国人は、「韓国にコメディがあるのか」という反応でした。でも臆するどころか妙な自信が出てきました。『それなら一度笑わせてやる』という・・・」(チェ・ギョンソン)
彼らの自信は見栄ではなかった。海外進出2年目の10年、オンアルスの公演は世界的なコメディの祭りである英国のエディンバラ・フェスティバルで関係者たちから最高ランクの「星5つ」を受けた。14年にはオーストラリア・メルボルンの国際コメディ・フェスティバルで、アジア人初「ディレクター・チョイス」賞を受賞した。海外で名声を得て欧州、アジア、北米などで公演し、コメディ界の「韓流伝導師」になった。さらにより多くの見どころを提供するために、ハ・バク(35)、キム・グクチン(32)、イ・ギョンソプ(28)、チェ・ジンヨン(27)などマジックやダンスが上手なメンバーを補強した。
彼らの次の目標は何か。彼らの口から、「英語」、「原住民」という単語が出てきた。「舞台の上では話すことはないが、舞台を下りればビジネスもしなければならず、英語使うことが本当に多い。話せないとだめです。そして文明の手が届いていない原住民まで笑わせてこそ『世界を席巻』できるのではないでしょうか。(笑)」(チョ・ジュンウ)
김배중기자 キム・ベジュン記者 wanted@donga.com






