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進撃の中国資本、今度は世界海運のハブにめぼし

進撃の中国資本、今度は世界海運のハブにめぼし

Posted March. 18, 2016 07:26,   

Updated March. 18, 2016 07:31

中国国営の大手企業が世界貨物運送や商船取引のハブとなっている「バルチック海運取引所」の買収合戦に乗り出した。英国にある272年の歴史を誇るバルチック取引所は、世界海運市場の取引基準となるバルチック海運指数(BDI)を発表する。軍事的に海洋大国を追求している中国が、世界商船運営の中心を掌握したい狙いがあるとの見方が出ている。

最近、中国の安邦保険が米国の有名ホテルを次々と買収している上、日本の家電メーカーも相次いで中国資本に買収合併(M&A)されている中、グローバル市場での中国資本による海外企業の買収ラッシュが続き、注目を集めている。

17日、ロイター通信によると、中国国営の招商局グループは最近、系列企業の招商証券を通じて、バルチック取引所側に非公式に買収を提案した。ロイター通信は、「招商グループが買収に成功すれば、海運派生商品市場でより大きな影響力を発揮できるだろう」と見込んだ。

現在、バルチック取引所の買収合戦には、ロンドン証券取引所はじめシンガポール取引所(SGX)やシカゴ商品取引所(CME)、インターコンチネンタル取引所(ICE)、プラッツなどが参加している。さらに、招商グループまでが参入したことで、競争はさらに激しさを増している。

バルチック取引所は1744年、「バージニア・アンド・バルチック・コーヒーハウス」という名で設立され、19世紀半ばに「バルチック海運取引所」にその名が変わった。380社余りの海運会社が株主として参加しているメンバー社は600社余りに上る。バルチック取引所が発表する海運指数は、業界動向や市況を判断するうえで主要資料として使われている。2011年は子会社を通じて、海上運賃派生商品のフラットフォームも立ち上げた。

招商グループは、ライバル会社が示した価格に「プレミアム」をつけて、さらに高い価格を提示するだろうと、複数の消息筋は伝えている。これまで伝わってきた買収予想価格は1億1800万ドル(約1416億ウォン)だった。

今回の取引所買収推進は、中国が世界海運市場が低迷している隙を狙って、欧州海運や原材料関連資産を買収していることと同じ線上にある。招商グループは1872年に設立された国営会社であり、海運などの交通運輸(招商国際有限公社)、金融(招商銀行、招商証券)、不動産分野を網羅している。



베이징=구자룡특파원 北京=ク・ジャリョン特派員 bonhong@donga.com