「未生」や「インサイダーたち」など、ドラマや映画に制作され、その領域を拡大しているウェブトゥーン（オンライン漫画）を一堂に楽しめる空間が、韓流観光中心地と言われているソウル明洞（ミョンドン）に設けられた。
ソウル市とソウル産業振興院は、オンライン漫画複合文化空間「ウェブトゥーン工作所」（写真）が、ソウル中区退溪路（チュング・テゲロ）の「漫画の通り」に１日オープンすると明らかにした。南山洞（ナムサンドン）の公営駐車場を２階に増築して造成したウェブトゥーン工作所には、「心の音」、「ノブレス」などの人気ウェブトゥーンに登場するキャラクターの限定版フィギュア製品はもとより、キャラクターを直接作って３次元（３Ｄ）プリンターで作り出す模型製作体験もできる。多様なウェブトゥーンを展示する「ウェブトゥーンギャラリー」やカフェなどの休憩スペースも設けられる。
地下鉄明洞駅の３番出口からソウルアニメセンターまで続く漫画の通りには、今回オープンするウェブトゥーン工作所のほか、「漫画博物館」や「タヨバス停」、「漫画のユニークな店」など、コンテンツ韓流を多岐にわたって体験できる施設が集まっている。
ソウル産業振興院のパク・ボギョン・ソウルアニメセンター長は、「より多くのウェブトゥーン創作者や消費者、コンテンツ企業が自由に交流し、疎通できるきっかけを作ることができるよう努力していきたい」と話した。
황태호기자 ファン・テホ記者 taeho@donga.com
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