国会議員の相次ぐパワハラが非難を浴びている。尹厚鄹(ユン・フドク)議員の娘の就職請託、辛基南(シン・ギナム)議員の息子の法科大学院卒業試験圧力、辛基南(ノ・ヨンミン)議員のカード端末決済詩集販売に続き、今度は朴大東(パク・デドン)セヌリ党議員の補佐官給与「搾取」まで飛び出した。前の3議員は、社会的弱者を支援するという野党新政治民主連合の「乙支路(ウルチロ)委員会」所属だ。公人である意識が少しでもあったなら、このような醜態は起こらなかっただろう。
◆朴議員は昨年1月まで雇用していた5級秘書官P氏から選挙区(蔚山北区)の事務所の運営費の名目で毎月120万ウォンずつ、13ヵ月間、約1500万ウォンを受け取ったという。120万ウォンなら給与の約3分の1だ。P氏が「生活が苦しいと言うと、(朴議員が)『お前はここに金を稼ぎに来たのか』と怒った」という。そして、「P氏が同意した」と嘘の説明をした。金の使途がさらにあきれる。P氏が後で調べてみると、朴議員のマンションの管理費やガス代、ヨーグルトの代金に使われたという。こうなると公金横領も同然だ。
◆国会議員はインターン2人を含め9人の補佐官を置くことができる。補佐官の数が多すぎる。議員の補佐官の給与搾取はあまり表沙汰にならないが、一度や二度ではない。採用時に最初から給与の返却を条件にしたり、職級を上げて差額を横取りするケースもある。家族や親戚、さらに存在しない「幽霊」を補佐官に登録して給与を得る。議員はこんなことをするために補佐官の数を増やしていったのか。
◆国会議員には、年間1億3796万ウォンの歳費のほかに億ウォン台の後援金も入る。補佐陣、事務所、車の運営費の一切が国庫から出る。朴議員が今年申告した財産は8億7000万ウォン台だ。昨年より約1億ウォン増えた。それなのに補佐官の給与まで搾取するとは、浅ましいことこの上ない。朴議員は今年9月、非正規職関連法案の発議に名前を連ねた。表では弱者のためであるふりをし、後ろで本性をさらけ出す議員たちだ。
李進寧(イ・ジンニョン)論説委員 jinnyong@donga.com
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