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ロシア旅客機墜落、ISが犯行声明もロシアとエジプトは一蹴

ロシア旅客機墜落、ISが犯行声明もロシアとエジプトは一蹴

Posted November. 02, 2015 07:12,   

先月31日、エジプトのシナイ半島に墜落したロシア旅客機KGL9268便の事故原因をめぐって疑問が後を絶たない。

イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」(IS)は事故直後、「我々がロシアの旅客機を撃墜した」と主張したが、エジプトとロシア側はこれを一蹴した。

事故直後、ISエジプト支部「「シナイ州(Sinai Province)」のツイッターには、「旅客機は我々が撃墜した」という書き込みと、飛行機が煙を出して墜落する様子を撮った映像が掲載された。ISは、「ロシアはISに対する虐殺の代価を支払うことになるだろう。ロシア旅客機の十字軍を皆殺した」と主張した。映像の真偽は確認されていないが、事故地点のシナイ半島がISの拠点であることからアラブ国家が緊張している。

しかし、ロシアのソコロフ運輸相は1日、記者会見を行い、「ISの犯行という話は事実でない」と述べ、エジプトのイスマイル首相も「事故機は撃墜され得ない高度で飛行していた。回収したブラックボックスを分析すれば、正確な原因が明らかになるだろう」と主張した。

グローバル航空のデイヴィド・ルモン編集長は英紙ガーディアンを通じて、「シナイ半島のISが所有している地対空ミサイル(MANPADS)は攻撃できる最大の高さが1万フィートで、墜落前の事故機の巡航高度3万1000フィート(約9450メートル)に到達できない」と指摘した。

スイスの調査機関がまとめた小型武器実態調査によると、ISは昨年8月、シリアのラッカを占領し、ロシア製の地対空ミサイルを奪取した。この兵器は、当初ヘリコプターや低空低速航空機の攻撃用に開発されたが、テロ組織が部品を変えていると見られている。

一部では、旅客機内に爆発物があったか、非常着陸のために高度を下げてミサイルを受けた可能性も提起されている。事故機は墜落時、救助要請をしていないという。

外信や専門家は、「機体の欠陥」に重きを置いている。



snow@donga.com