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来月20〜26日に金剛山で離散家族再会

Posted September. 09, 2015 07:12,   

南北の離散家族が秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句)を機に、来月20日から26日にかけて、金剛山(金剛山)の面会所で再会する。

南北は8日、1泊2日間板門店(パンムンジョム)の韓国側の平和の家で行われた赤十字実務者接触の結果、このような内容の共同合意文を発表した。予定通りに離散家族再会の行事が行われれば、昨年2月以降中止となっている離散家族の再会が、1年8か月ぶりに再開されることになる。2010年10月を最後に開かれなかった赤十字会談も、5年ぶりに再開される見通しだ。南北は人道主義的問題を根本的に解決していくことに合意した。

南北が「8.25高位級接触」の合意により、離散家族再会行事の開催に合意したことで、南北関係は改めて山場を越えた。これを受け、政府は今後、赤十字会談を通じて人道的問題を、当局間会談を通じて南北「相互関心事」について議論するチャンネルを稼働する計画だ。

今回の合意で注目すべきくだりは、生死確認依頼対象を、韓国側は250人、北朝鮮側は200人に決めたことだ。韓国側の首席代表を務めている大韓赤十字社のイ・ドクヘン実行委員は、「国軍捕虜離散家族問題に積極的に対応するため、一般離散家族リスト200人に国軍捕虜離散家族リスト50人が追加された」と明らかにした。追加で生死確認をする50人には、拉致被害者も含まれることになる。離散家族再会対象者は、南北が100人ずつ、計200人規模だ。挙動の不自由な再会対象者は、1人か2人の家族が同行できるようになり、再会規模はさらに増えるものとみられる。

今回の接触は7日午前10時50分から8日午前10時10分まで、丸一日近く続いたマラソン交渉だった。イ委員は、「離散家族問題の根本的解決という文句を合意文に盛り込むために、時間がかかった」と説明した。



woohaha@donga.com