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恐るべし姜正浩、メジャーデビュー後初の1試合2本塁打

恐るべし姜正浩、メジャーデビュー後初の1試合2本塁打

Posted August. 24, 2015 07:15,   

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ピッツバーグ・パイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)がメジャーデビュー後初の1試合複数本塁打を放った。2本目は通算100安打目となる本塁打で2倍の喜びを味わった。メジャーデビューシーズンに100安打を記録した韓国選手は姜正浩が初めてだ。

姜正浩の後半期のパワーバッティングは予想を大きく上回っている。後半期の長打率は.621だ。出塁率(.391)と長打率を合計したOPSは1.003だ。相手投手には恐怖の対象として浮上した。後半期の32試合に出場し、8本塁打を含め40安打を打ち、16打点、22得点を記録している。後半期の打率は.331だ。

ピッツバーグは23日、ペンシルベニア州のピッツバーグPNCパークで行われた昨年のワールドシリーズ王者サンフランシスコとの今季6戦目に、姜正浩の本塁打2本とスターリング・マルテのサヨナラ本塁打で3−2で勝利し、前日の敗北を雪辱した。ワールドシリーズ最優秀選手(MVP)に選出されたマディソン・バンガーナーが先発登板した前日の試合で、ピッツバーグは序盤に大量失点し6−4で負けた。しかし姜正浩はバムガーナーとの初対決で適時打を放ち強烈な印象を残した。

ピッツバーグのクリント・ハードル監督は同日、指のケガから復帰したジョシュ・ハリソンを三塁手・5番で起用しながら、姜正浩をクリーンアップの中心となる4番に配置した。姜正浩は0−1でリードされた5回裏、カウント2−2で相手先発の右腕マイク・リークの時速146キロ(91マイル)の直球を捉えて右中間席に運び、1−1の同点とした。7回裏には2死2塁の場面でマルテの走塁プレイミス(3塁盗塁アウト)で雰囲気が沈んだ状況で、相手の救援投手ハンター・ストリックランドの時速157キロ(98マイル)の剛速球を左中間席に本塁打を放った。スコアを2−1とし、流れを引き戻した本塁打だった。ピッツバーグは救援投手ホアキム・ソリアの暴投で2−2の同点を許したが、9回裏に出たマルテのサヨナラ弾で通算73勝目を挙げた。

マルテは試合終了後、「今日の勝利者は自分ではない。今日の勝利者はジョンホ(正浩)だ」と話した。ハードル監督は、「姜正浩は、自分の前に立ちはだかっていた過去のハードルを、一つずつ取り崩している。今日の試合は姜正浩にとって特別だ」と言い、同試合のラインナップカードをプレゼントした。これに対して姜正浩は、「もっと発展するために最善を尽くしている。正確に、どの部分なのかは分からないが、引き続き頑張っていれば、間違いなくより良い選手になれるだろう」と話した。

一方、姜正浩の本塁打が同点の状況で均衡を破ったのは、今回で5本目だ。リードされている状況下で同点にしたのは3度目。ピッツバーグは姜正浩が本塁打を放った時、8勝3敗、勝率.727と極めて高い。



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