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朴大統領、中国の戦勝節記念式典に出席へ

Posted August. 21, 2015 09:47,   

韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は来月3日中国北京で開かれる「抗日戦争勝利・世界反ファシズム戦争勝利70周年」(戦勝節)記念式典に出席することを決めた。中国の戦勝節記念式典に出席する、初の大韓民国大統領になるわけだ。同じく中国から招待された北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は欠席の可能性が高いという。

朱鉄基(チュ・チョルギ)大統領外交安全保障首席秘書官は20日、「朴大統領は中国の習近平国家主席の招待を受け、9月2日から4日まで中国を訪問する」とし、「9月4日には、上海にある大韓民国臨時政府庁舎の再開館式に出席する予定だ」と明らかにした。

朴大統領は訪中期間中、習主席と韓中首脳会談を行い、韓中日3国首脳会談の年内開催など両国間の懸案についても話し合う予定だ。朴大統領は就任以降、習主席と5回の首脳会談を行っている。

関心が集まっている中国人民解放軍・軍事パレードへの参加有無について朱秘書官は、「軍事パレードに関する詳しい事項は、現在検討中にある」とし、「諸事項を把握しつつ、検討を行っている」と述べた。朴大統領は当初軍事パレードには欠席する方針だったが、現在は参加の可能性も排除せず、苦心しているという。軍事パレードは戦勝節記念式典が終わった後同じ場所で開かれるため、記念式典だけに出席し会場から出てくるのは、外交儀礼上容易ではない点を考慮したものと見られる。米国のバラク・オバマ大統領の欠席が確実視され、西洋諸国が大挙してボイコットしている状況で、朴大統領は韓国外交の根幹ともいえる韓米同盟へのメッセージを考慮し、熟慮に熟慮を重ねている様子だ。



mhpark@donga.com