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セウォル号調査委の予算、半額削減し89億ウォンに

セウォル号調査委の予算、半額削減し89億ウォンに

Posted August. 05, 2015 07:22,   

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政府が4・16セウォル号特別調査委員会の予算を、委員会側が要求した金額の半分近くに削減して確定した。野党では「特別調査委員会の無力化」だと批判する声が出るなど、同委員会の予算を巡る議論はさらに激化しそうだ。

企画財政部(企財部)などによると、政府は同日の閣議で同委員会の予算を、申請された160億ウォンから44.4%削減した89億ウォンに確定した。同委員会は今年5月、人件費(22億ウォン)と一般運営費(30億ウォン)などを入れた予算要求案を企財部に提出した。同委員会に公務員を派遣する問題で、これまで予算が執行されなかったが、今回確定したのだ。

政府の予算当局が、省庁や委員会が提出した予算案を、事業が取り消されていない状態で半額近く削減したのは異例だ。最近、同委員会が要求した予算案について「放漫予算」と批判する声が上がっていることを受け、政府としても大幅な活動費を削減したものとみられる。

同委員会職員たちの誕生日記念経費(655万ウォン=1人当たり5万ウォン)と同好会経費(チーム当たり20万ウォン)など問題視された「福祉」項目の一般運営費が、30億ウォンから17億ウォンへと13億ウォン近く削減された。真相調査費用(13億ウォン→4億ウォン)と事務機器導入に必要な有形資産費(20億ウォン→10億ウォン)なども大幅に削減された。