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補正予算案審議を巡る槍と盾、与野党と内閣の関係3人は同じ高校出身

補正予算案審議を巡る槍と盾、与野党と内閣の関係3人は同じ高校出身

Posted July. 24, 2015 07:25,   

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補正予算案の作成と交渉に参加している与野党と政府の「3人の重要人物」が同じ高校出身なので、目を引いている。

与党セヌリ党の元裕哲(ウォン・ユチョル)院内代表と最大野党新政治民主連合・予算決算特別委員会幹事の安敏錫(アン・ミンソク)議員、方文圭(バン・ムンギュ)企画財政部2次官は共に、京畿水原(キョンギ・スウォン)の水城(スソン)高校出身だ。元代表と方次官は第24回の同期、安議員は1年後輩だ。

元院内代表は、与党の院内司令塔として、補正予算の交渉を取り仕切っている。安議員は、国会予算決算委で新政治連合を代表して、交渉や審査を主導している。方次官は、補正予算案の作成や国会向けチャンネルとして動いている。元院内代表と方次官は、政府与党が11兆8000億ウォン規模の補正案を推進する過程で、「阿吽の呼吸」を見せている。22日、高官レベルの大統領・内閣・与党間会議で、「24日までに補正予算が必ず可決されるよう、党のほうで最大限支援する」と意見をまとめた後、元院内代表は深夜、国会で方次官と後続対策について議論した。

元院内代表と方次官は補正予算関連政局で、「盾」の役割を担ったものの、安議員は、「槍」の役割を果たしたという評価が出ている。安議員は21日の予算決算委小委で、今回の補正予算に歳入欠損補填分の5兆6000億ウォンが含まれたことと関連して、「結局、財政健全性問題へとつながっているのに、政府が法人税引上げを口から出させないのは、硬直した姿勢だ」と政府与党を追い詰めた。

元院内代表は23日、東亜(トンア)日報との電話インタビューで、「方次官とは高校時代から親しい間柄であり、政府与党間のなめらかな意思疎通に役立っている」と言い、「安議員にも電話をして、『民生のための補正予算案に協力してほしい』と頼んだ」と紹介した。



will71@donga.com