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機務司令部の全部隊を職務観察、軍検察が年末まで

機務司令部の全部隊を職務観察、軍検察が年末まで

Posted July. 11, 2015 07:10,   

国軍機務司令部所属の海軍少領(少佐に相当)のA氏が中国政府要員と見られる人物に隠語まで使いながら緻密に韓国軍の機密を流出したことが明らかになった。

軍検察は10日、少領を軍事機密保護法違反と軍刑法違反(機密漏えい)の容疑で拘束起訴した。A容疑者を拘束起訴した。A容疑者は2010年、委託教育生として中国で留学していたとき、海軍艦艇関連の3級機密資料をはじめ軍関係資料26件を中国人要員に渡した。A容疑者は、これらの資料を外付けメモリー(SD)カードに保存して、第三の人物を介して電話や電子メールを使って接触場所や時間を決めて、渡していたことが調べで分かった。

A容疑者の具体的な犯行の動機については引き続き調べている。軍関係者は、「中国要員はA少領が留学時代に色々と面倒を見てあげたと見られる」とし、「親しくなってからA少領もお礼として協力する中で機密の流出にまでつながったものと推定される」と話した。

A容疑者から機密資料を受け取った人物が北朝鮮とつながっている可能性は低いと、軍検察は見ている。軍検察の関係者は、「取調べの結果、(中国人は)出身地が中国であることから、北朝鮮関係者の可能性は低いと見られる」と話した。

軍検察は、A容疑者に軍事機密を渡したB大尉に対しては、捕捉捜査を経て在宅起訴する方針だ。軍関係者は、「A少領の口座追跡や換金明細の捜査など可能な方法を尽くして捜査を進めている」と説明した。

趙顯千(チョ・ヒョンチョン)機務司令官は、機務司令部要員たちによる機密流出事件が相次いでいることに対して公式謝罪した。趙司令官は「機密流出を防止し、防諜業務を主要任務とする司令部で、このような事件が発生したことについて、機務司令官として惨憺たる思いで、申し訳ない気持ちを禁じ得ない」とし、「国民の皆さんに失望とご心配をおかけし、心からのお詫びを申し上げる」と述べた。

再発防止対策も打ち出した。趙司令官は「期限付きで外部の関係者が参加した特別職務観察チームを編成し、年末まで機務司令部の全部隊を対象に職務観察を実施する計画だ」と明らかにした。その上で「倫理綱領を改正し、必ずやらねばならない業務と、してはならないことを規定に明示し、一度でも違反する際は元の所属部隊に復帰させるなど強力な人事措置を取る」と加えた。