イ・ソラ（２１＝ＮＨ農協銀行・写真）が国際テニス連盟（ＩＴＦ）チャレンジャー大会で生涯初となる優勝を飾った。世界ランキング５１１位で左利きのイ・ソラは１４日、京畿道高陽市（キョンギド・コヤンシ）のソンサ市立コートで行われたＮＨ農協・高陽国際女子チャレンジャー大会のシングル決勝で、トップシードの世界ランキング１７０位の尾崎理紗（日本）を３時間を越える大接戦の末、２−１（６−４、３−６、６−４）で破った。
イ・ソラは、第３セットで５−０までリードしていたが、立て続けに４ゲームを落としてピンチに立たされた。しかし、鋭いストロークで相手を揺さぶったのが功を奏し、勝利を掴んだ。
２００８年、世界的なジュニア大会である米国のオレンジボール・１４才部で優勝し有望株として注目を浴びたイ・ソラは、シニア舞台ではこれと言った成績を出せず、チェレンジャーより格下のサーキット大会で２度優勝した。
三星（サムスン）証券所属だったが、昨年、パク・ヨングク監督率いるＮＨ農協銀行に移籍した後、再躍進の転機を迎えたイ・ソラは「さらに大きなステージを目指せる自信を得た」と話した。
kjs0123@donga.com
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