
「寝ていても目が覚めるほど痛いんです。酷い風邪にかかったようです」
携帯の向こうから伝わってくる田仁智(チョン・インジ=21・ハイト真露)の声は、か細く弱々しかった。29日に京畿道利川市(キョンギド・イチョンシ)のフェニックス・スプリングCCで開幕する韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー・E1チャリティー・オープンに先立ち、27日のプロアーム大会に参戦した田仁智をインタビューしたときだった。田仁智は、先週末、斗山(トゥサン)マッチプレー選手権で二日連続で36ホールを回る強行軍の末、頂点に立った。最近、韓国、米国、日本を行き来しながら12周連続で大会に参戦し、すっかり体力を消尽し、来週の済州(チェジュ)ロッテ・カンタタオープンは参加しないことにした。
体は立っていることさえも苦しいほど疲れているが、心だけは軽い様子だった。今シーズン、全盛期を迎えているからだ。KLPGAツアーの6大会で2勝を挙げ、最も早く賞金総額4億ウォンを突破した。賞金(4億660万ウォン)ランキングと平均打数(69.94打)でいずれも首位に立った。招請選手として参戦した日本ツアー大会では、メジャータイトルまで獲得した。
田仁知は、「ティー・ボックスからグリーンまで、全般的にショットが上手くいった。何より、パットするとき、間違った動作を直してからは自信もついた気がする」と言った。今シーズンのラウンド当たりの平均パット数は28.94で、こちらも1位だ。今大会のコースについては「全長は短いが、グリーンの起伏が激しく、ピンの位置によっては気難しいコースになるかもしれない。選手なら、ゴルフ場との相性とは関係なく勝ち抜かねばならない」と話した。
田仁智は、ファンクラブ会員だけで3100人を超える人気を博している。「自分が良いときも悪いときも、変らぬ愛情で見守ってくれるファンの存在は大きな力になる。おかげで集中できる」。体力管理の要領については「常に睡眠時間が不足しているので、暇さえあれば寝るようにしている。睡眠こそ滋養強壮剤だ。ビタミンを摂ろうと、毎日3、4個のキウイを食べている」と言って笑った。
一方、田仁智と並んで2勝を収めているコ・ジンヨンは、結膜炎で今大会不参加を宣言した。シーズン開幕を控えて、ゴルフカート事故で右膝にケガをして治療を受けてきた美女スター、安信愛(アン・シンエ)は復帰戦に臨む。
kjs0123@donga.com






