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スーパーマッチのソウルと水原、朴主永と廉基勲の足に託す

スーパーマッチのソウルと水原、朴主永と廉基勲の足に託す

Posted April. 18, 2015 07:20,   

水原(スウォン)はシーズン開幕を控えて「ビックハバード」水原ワールドカップ競技場2階のスタンドを大型横断幕で覆った。空いた客席を隠すことで座席の価値を高める狙いだった。昨年まで4万4000席規模だったスタンドは1万8000席に減った。今年3度のホームゲームで、サポーターたちは1階だけに座った。

水原が今シーズン初めて大型横断幕を畳む。18日に行われるソウルとのスーパーマッチのためだ。水原の関係者は「指定席は試合3日前の15日に早くも売り切れ、自由席だけが残っている。大型横断幕の一部を畳んで2万2000席あまりを設ける予定だが、客入り次第では座席をさらに増やすことも考えられる」と話した。

Kリーグクラシック最大のダービーマッチである水原とFCソウルのスーパーマッチは、2009年に国際サッカー連盟(FIFA)が「世界20大ダービー」に選定したライバル戦だ。水原の徐正源(ソ・ジョンウォン)監督とFCソウルの崔龍洙(チェ・ヨンス)監督は「他の試合ならともかく、スーパーマッチだけは負けたくない」と口をそろえる。

両チームの対戦成績は、水原が31勝16分25敗で優位に立っている。しかし、この2年間はソウルが5勝1分2敗でリードしている。ソウルは2013年8月3日に行われた同年2度目のスーパーマッチで7試合連続の勝ちなし(2分5敗)を終わらせた。崔監督は「監督に就いた2011年から苦しい時間が長過ぎた」と感激した。

17日現在、水原は勝ち点11(3勝2分1敗)で4位で、ソウルは勝ち点7(2勝1分3負)で8位だ。シーズン序盤は振るわなかったが、この3試合で2勝1分を記録して雰囲気を一新したソウルは、朴主永の活躍に期待をかけている。朴主永は2005〜2006年、ソウルでプレーする際、9試合で5ゴールを決めるなどスーパーマッチに強かった。だが7年ぶりに復帰した今シーズンは、Kリーグクラシック3試合で1得点だけを記録している。PKが唯一のシュートであると同時に得点だった。水原は廉基勲(ヨム・ギフン)の左足に希望を託している。廉基勲は今シーズンの全試合で攻撃ポイント(3得点3アシスト)を記録し、水原の最近の5試合無敗行進をけん引している。



why@donga.com