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LPGAホンダタイランド優勝のヤン・ヒヨンの後ろには国家代表出身の両親が…

LPGAホンダタイランド優勝のヤン・ヒヨンの後ろには国家代表出身の両親が…

Posted March. 03, 2015 07:19,   

「写真を撮りましょう」と声をかけると、あっさりと断られた。「われわれがやったことではない。全てはヒヨンが成し遂げたことだ」。1日、タイのチョンブリで終わった米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーホンダタイランドで、ヤン・ヒヨン(26)の優勝直後に、彼女の父ヤン・チュンモ氏(51)と母チャン・ソンヒ(51)氏に会った。

ヤン・ヒヨンには、国家代表出身の両親の間で生まれたということが、常にレッテルのようにつきまわっている。父親はカヌーの代表、母親は投槍の代表で1986年のソウルアジア大会では銅メダルを獲得した。「両親からよい遺伝子を貰ったようだ」と声をかけると、チャン氏はかえって、「スポーツをした親の欲のため、娘にきつく押し付けて、苦労させたような気がして申し訳ない」と話した。さらに、娘が昨シーズン最後の3大会に立て続けて欠場し、気持ちが揺らいでいた時のことを切り出した。チャン氏は、「ヒヨンはゴルフをする間は、いつも前だけを見て走ってきた。大学を放棄し、運動だけに打ち込んできたが、全てが無意味だと思っていたらしい。深夜12時までに泣きじゃくったこともある。だから、思う存分休憩を取りながら、やりたいことがあればやってみるように勧めた」と打ち明けた。ヤン・ヒヨンは、「ゴルフクラブを手放した後、ゴルフへの切実さがさらに増した。成績に拘らず、楽しんでみなさいという母親のアドバイスも大きな励みになった。プレーがしたくても、プレーできない時が来るかもしれないと思うと、正気に返った」という。昨年末は23位だった彼女の世界ランキングは、2日の発表では10位と、13ランク上がった。

父親のヤン氏は体育教師で、忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)のソリョン高校のカヌー部を全国最強チームに率いたが、娘の豪州留学のために退職後、娘の世話をしてきた。母親のチャン氏も体育教師で、18年間勤務した。ヤン氏は、「ヒヨンが小さい時からうまかったのは、努力や勝負根性を強調してきた親の影響ももちろんあった。しかし、何時からか限界を感じた。自ら運動を楽しみながらやるのが何より重要だったかも知れない」と語った。チャン氏は、「最近、ヒヨンは大会の時は親しい友人を呼んだりしながら、さらにゴルフに打ち込んでいるような気がする」と話した。

ヤン・ヒヨンは、「父親の退職金でゴルフ留学を始めた。苦労して育ててくれた両親を失望させてはならない。メインスポンサーがなくても、大会に頻繁に出て、たくさん賞金を稼げばいいでしょう」と笑った。1985年、泰陵(テルン)選手村で出会ったヤン・ヒヨンの両親は、1988年のソウル五輪の時は代表に選ばれなかった。ヤン・ヒヨンは、「両親が果たせなかったオリンピック出場の夢を私が代わってかなえてあげたい。来年のブラジルリオ五輪のときは、国会代表になりたい」と誓った。