Go to contents

検察、「従北コンサート」シン・ウンミの強制出国を検討

検察、「従北コンサート」シン・ウンミの強制出国を検討

Posted January. 08, 2015 07:29,   

ソウル中央地検公安2部(金炳鍱部長)は7日、「従北トークコンサート」を巡り、議論を呼んでいる在米韓国人のシン・ウンミ氏(54・女)を呼び、北朝鮮を称える発言をした真意や訪朝のきっかけ、訪朝費用をどう工面したかなどについて取調べを行った。

検察は、米国籍であるシン氏の出国停止期間が10日で切れることを受け、今週中に起訴猶予処分を下した後、強制出国させる案について、慎重に検討している。検察は、出入国管理法第46条1項の「大韓民国の利益や公共の安全を害する行動をする恐れのある者は、強制的に立ち退かせることができる」という規定に基づいて、法務部に強制追放を申し立てる予定だ。

シン氏は7日、検察に出頭して記者らに、「私は北朝鮮に旅行に行ってきただけだ。北朝鮮の3代目の世襲を称えたことなどない」と話した。さらに、「今回の出来事で、人間関係が全て断ち切られた。出国停止が延長されたため、米国での生活や夫の事業に破綻をきたした」と主張した。