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第4回朴景利文学賞にドイツの作家ベルンハルト・シュリンクが選定

第4回朴景利文学賞にドイツの作家ベルンハルト・シュリンクが選定

Posted September. 25, 2014 03:15,   

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土地文化財団と朴景利(パク・キョンリ)文学賞委員会、東亜(トンア)日報が共同主催する第4回朴景利文学賞受賞者に、ドイツの作家ベルンハルト・シュリンク(70)が選ばれた。土地文化財団は24日、「シュリンクは、第2次世界大戦でナチス・ドイツが行った反人間的な虐殺と文明破壊に対するドイツ人の無限の責任を中心テーマに扱った」とし、「朴景利文学賞に合致する透徹した作家精神で歴史を洞察し、文学的に昇華させる力量が際立っている」と選定理由を明らかにした。

朴景利文学賞は、大河小説「土地」の作家朴景利氏(1926〜2008)の文学精神と業績を称え、2011年に韓国初の世界文学賞に制定された。第1回崔仁勲(チェ・インフン)(韓国)を皮切りに、リュドミラ・ウリツカヤ(ロシア)、マリリン・ロビンソン(米国)が順に受賞した。賞金は1億ウォン。江原道(カンウォンド)と原州市(ウォンジュシ)が共同後援する。授賞式は来月25日、江原道原州市の土地文化館で行われる。