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「プロと比べても十分成熟している」 朴仁妃がリディア・コを絶賛

「プロと比べても十分成熟している」 朴仁妃がリディア・コを絶賛

Posted December. 11, 2013 03:35,   

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ゴルフ女王朴仁妃(パク・インビ、25)はリディア・コ(16)がプロデビューからわずか2大会目で頂上に立つのをすぐ傍で見守った。今月8日に台湾で終わった韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー「スイングスカート2013ワールドレディスマスターズ」の最終ラウンドで、リディア・コや友人のユ・ソヨン(23)とチャンピオン組で対決した。朴仁妃がリディア・コと同じ組でホールを回ったのは初めて。

9日に帰国した朴仁妃は、「あの年が信じられないほど、緊張している気配が全くなかった。若いのにプレーに落ち着きがあった」と褒め称えた。また「ボールの一個一個をきちんきちんと打てる10歳代は多い。リディア・コはそういう10歳代の選手を超えて、すでにプロと比べても十分成熟している」と話した。

朴仁妃は最終日に2アンダーを打ち、リディア・コに4打差の3位で終えた。リディア・コはユ・ソヨンに1打差の2位で最終ラウンドに臨み、一時は3打まで差をつけられた。後半に入って恐ろしいほどの集中力を発揮し、3打を減らして逆転に成功した。朴仁妃は「緊張しても良さそうな場面もあったが、(リディア・コの)表情に変化がないことに驚いた。ミドルパットも凄かった」とコメントした。プレーについては、ほぼアドバイスすることがなく、自己管理も徹底しているように見えたという。アイアンは、6番から使い、ハイブリッドクラブ3つを持ち歩いているリディア・コのクラブ構成については、「自分の場合はアイアンプレイに自信があるので5番アイアンから入れて持参している。リディア・コはハイブリッドクラブでボールを上げる能力が飛びぬけていた」と話した。

朴仁妃は、「プロになると、どうしても成績に負担を感じて色んなことを考え込んでしまうとパフォーマンスが出難くなる。プロであることを特に意識しないで、アマチュアのときのように軽い気持ちで、外部からのプレッシャーに耐えることが重要だ」とアドバイスした。

優れた後輩の勢いが朴仁妃にも刺激になった。「米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーで実力派の若い選手が増えることは、先輩たちにもプレッシャーになる。その分、もっと頑張らないとですね」。

朴仁妃は同日発表された世界ランキングで35週連続で首位を維持した。リディア・コは先週より順位を2段階上げた4位となった。来年のLPGAツアーで本格的に対決する二人の共通の目標は、2016年にブラジルのリオデジャネイロで開催される五輪への出場。太極(テグク)マークを付けた朴仁妃とニュージーランド代表で出場するリディア・コが金メダルを争うことになるだろうか。想像するだけでもゴルフファンたちは胸騒ぎがする。