Go to contents

安哲秀議員「国会は日程どおりに」、民主党のボイコットに線引き

安哲秀議員「国会は日程どおりに」、民主党のボイコットに線引き

Posted November. 13, 2013 03:21,   

野党の民主統合党(民主党)と正義党、無所属の安哲秀(アン・チョルス)議員、白楽晴(ペク・ナクチョン)ソウル大学名誉教授など汎野党陣営市民社会の関係者らが12日、「国家情報院(国情院)や軍など国家機関選挙介入の真相究明と民主憲政秩序回復に向けた連席会議」(連席会議)を開き、特別検察官(特検)実施のためのタスクフォースの構成を決議した。

民主党のキム・ハンギル代表は、「不法大統領選挙介入事件に関する限り、国民はもはや検察を信頼できない」とし、「特検の実施、国会内の国情院改革特委の設置だけが、真相を究明して再発を防止できる唯一の方法だ」と述べた。

無所属の安議員は、「検察の捜査でどのような結果が出ようと、政争と分裂をさらに大きくする可能性があるため、特別検察官の実施を提案した。特検は対立の開始ではなく終わりのための提案だ」と強調した。

連席会議は、各界各層、各地域で、時局宣言運動を行ない、オンライン「民主主義広場」を開設して、1人時局宣言運動と特検法導入に向けた署名運動などを実施する計画だ。

民主党と安議員が対与党闘争では力を合わせるが、闘争の方法では意見の相違を見せており、爆発力を発揮できるかは未知数だ。

民主党は、人事聴聞会(11日から13日)の期間、常任委員会の開催を全面ボイコットし、特検問題を法案や予算案処理など通常国会の日程と結びつけることを検討している。

しかし、安議員は連席会議を終えた後、記者団に対して、「国会は日程どおり問題を処理し、特検は最善を尽くし、与党を説得しなければならない」と述べた。特検と通常国会を結びつけてはならないという考えを再確認したのだ。

来年の6・4地方選挙を狙った「新野党連帯」結成についても180度考えが異なる。民主党は従北勢力と烙印を押された統合進歩党を除く残りの野党が一つに結束して、地方選挙で風を起こすという構想だ。党戦略広報本部長のミン・ビョンド議員はラジオで、「(汎野党陣営が地方選挙を控え)新しい想像力を持って、結束しなければならないという点で、共感が形成されている」と話した。

しかし、独自勢力化で存在感を出さなければならない安議員としては受け入れがたい。安議員は前日も、「連席会議の出席は1回だけだ。事案別の協力であって連帯ではない」と釘をさした。

与党セヌリ党は、連席会議の特検主張に対して、「『大統領選挙不服』という政争に火をつけた」と批判した。崔鍫煥(チェ・ギョンファン)院内代表は連席会議について、「『同床異夢連帯』、『新野合連帯』にすぎない」と批判した。