Go to contents

大統領府、一部メディアの「ミサイル発射準備中断」説を否定

大統領府、一部メディアの「ミサイル発射準備中断」説を否定

Posted April. 30, 2013 08:18,   

한국어

北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射準備作業を中断したという日本メディアの報道に対し、尹昶重(ユン・チャンジュン)大統領報道官は29日、「元山(ウォンサン)の北側にあるムスダンミサイル発射準備は引き続き進められているものと見られる」と明らかにした。尹報道官は同日、記者団に対し、「国家安保に関する報道であるため、即時否認するものだ」と述べ、上のように話した。

尹報道官は、「国内外の一部のメディアがムスダンミサイルの軌道などを地上基地に伝えるために発信する遠隔情報(Telemetry)や地上基地の通信管制レーダーの電波などが20日から受信されなかったためミサイル発射準備作業が中断されたと報道した」と話した。しかし、「遠隔情報が受信されないからといってミサイル発射準備作業が中断されたわけではなく、我々の監視体制は変動がない」と強調した。

一方、金鏜奭(キム・ミンソク)国防部報道官は同日、定例のブリーフィングで西海北方限界線(NLL)の北側の黄海道(ファンヘド)を管轄する北朝鮮人民軍4軍団の軍団長がビョン・インソンからイ・ソングクに交代された事実を確認し、その背景を追跡中だと話した。

イ・ソングクの以前の職責は確認されていないが、延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発を主導した4軍団の指揮責任を任されただけに、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が信頼する人物という観測が出ている。イ・ソングクは金正恩が先月西北島嶼打撃砲兵部隊の実弾射撃訓練を指導する時も、崔竜海(チェ・リョンヘ)軍政治局長、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)軍参謀長、金格植(キム・キョクシク)人民武力部長らと同行した。



ysh1005@donga.com