10年、釜山(プサン)で発生したいわゆる「遺体のない殺人事件」の被告人に再び有罪が言い渡された。釜山高裁第2刑事部(イ・スンリョン部長判事)は27日、保険金を狙ってホームレスを殺害して火葬した後、自分の遺体であるかのように偽装した容疑で拘束起訴されたソン某容疑者(43、女)に対する破棄差戻し審の宣告公判で無期懲役を言い渡した。1審と同じ重刑だ。しかし、ソン容疑者が今回の 破棄差戻し審を不服として最高裁に上告すれば、再び審理されることになる。
ソン容疑者は10年6月16日、大邱(テグ)のあるホームレス保護施設で会ったキム某氏(26)に対し、自分は保育園の園長であると紹介した後、保母として雇うと騙し、釜山へ連れていった。ソン容疑者は17日未明、乗用車の中で死亡したキム氏の遺体を釜山のJ病院救急室へ運んで、自分が死亡したかように申請した。ソン容疑者はキム氏が急性心筋梗塞で死亡したと偽って遺体検案書を受け取った後、遺体を火葬した。そして同年7〜9月、自分の母親(75)に死亡申告をさせた後、保険金600万ウォンを受け取り、再び2億5000万ウォンを追加で申請しようとしたところを警察に捕まった。
裁判部は、「被告人が10年3月から3ヵ月間、最高30億ウォンを受け取れる複数の生命保険に加入して徹底的に殺人を準備するなど、罪質が悪質だ」とし、「殺人罪に対して深く反省するどころか、継続して犯行を否認しているため、社会から永遠に隔離する必要がある」と話した。
11年、1審裁判部は、ソン容疑者に対して殺人容疑で無期懲役を宣告した。しかし、12年の抗訴審で殺人容疑は証拠不十分で無罪に判断し、遺体隠匿罪だけを有罪と認め、懲役5年を言い渡した。
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