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習近平国家主席、第一声は「中華民族の復興」

習近平国家主席、第一声は「中華民族の復興」

Posted March. 18, 2013 03:28,   

中国の習近平国家主席は17日、全国人民代表大会(全人代)の閉幕式で政府首班として行った初の演説で、「中国夢(チャイナドリーム)の実現」を強調した。李克强首相も同日行った中国メディア向けの初の記者会見で、「強盛国家の建設」を掲げた。

習主席は同日、中国夢を9度も口にした。習主席が言及した中国夢とは、「小康」社会の全面的実現や中華民族の偉大な復興などを指すもので、それに向けて国を富強にし、民族を隆盛させ、人民を幸せにすることなどを意味する。また、サービス型政府や法治政府、クリーン政府を建設しようと力説した。必ず中国ならではの社会主義の道を歩むべきだとも話した。約23分にわたる演説で、習主席は、「中華民族」(9回)、「偉大な」(9回)など民族主義的色彩の濃い言葉を、かつての演説のように何度も使った。

李首相は同日の記者会見で、経済成長方式の転換を通じて、安定的で比較的早い経済成長や国民生活の絶え間ない改善、腐敗追放などを強調した。特に、李首相が発言の中で「アジア太平洋地域から『新しい大国関係(新型大国関係)』を築いていくべきだ」と米国に呼びかけたところは注目を集めている。最近中国は、北朝鮮核問題に関連し、米国と協力する動きを見せるなど韓半島政策にも変化の可能性をほのめかしている。

李首相は同日、AP通信記者から「中国が提案する新しい大国関係において、米国に何を望んでいるか」という質問を受け、このような述べた。さらに李首相は、「中米関係は、数十年間試練を経験してきたが、発展を続けてきた」とし、「(発展の方向が)両国人民の根本的利益に、世界平和の発展の大きな流れに合致するからだ」と話した。そのうえで「新しい政府は、中米関係を大変重視している」とし、「オバマ政府と共に、新しい大国関係を築いていくことを願う」と強調した。米中双方で相互利益を増大させればよいという意味だ。

李首相は、「30数年前は、中米間貿易は計10億ドルにも満たなかったが、昨年はすでに5000億ドルに達している」とし、「引き続き相互利益や勝利の合弁を推進していくべきだ」と述べた。また、「中米間貿易や投資の面での未来のチャンスは、この30年間やってきたものよりさらに大きい」と加えた。李首相は、とくに「アジア太平洋地域は、中米間にとって利益が最も密集している地域だけに、アジア太平洋地域から新しい大国関係を築いていくことを願う」と強調した。アジア太平洋地域での事業で、中国として米国に積極的に協力する用意があることをアピールしたものと見られる。

「新しい大国関係」は、習主席が昨年2月、初めて言及した言葉だが、米中双方が相手側の重要利益を尊重することを前提に、対決や衝突よりは平和的協力を拡大し、共存共栄することを目標にしている。



mungchii@donga.com