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朴槿恵政府の与野党関係、27日の予算案処理が試金石

朴槿恵政府の与野党関係、27日の予算案処理が試金石

Posted December. 25, 2012 04:23,   

与野党の関係が「朴槿恵(パク・クンへ)政府」の発足を機にどのように再編されるのか。

大統領に当選した朴槿恵氏は20日、記者懇談会で、「野党を大切なパートナーと考える」と述べ、黄祐呂(ファン・ウヨ)セヌリ党代表は24日、「予算と政策方向を決めるうえで、野党の考えを尊重する」と強調した。深刻な与野党の対立が国民の政治不信をもたらし、「安哲秀(アン・チョルス)現象」を生み出す端緒になったため、共生の政治でこれを克服するという考えだ。

27、28日に予定された国会本会議の予算案処理は、朴槿恵政府初期の与野党関係を推し量る試金石になる。セヌリ党は野党の主張を最大限反映し、円滑な処理を引き出す方針だが、与野党の対立で予算案処理が遅れる場合、しばらくは冷却期間が避けられないとみえる。李漢久(イ・ハンク)院内代表は、「民主党が常任委別に責任をもって意志決定をし、セヌリ党常任委幹事と十分に合意すれば、セヌリ党で100%支援する」と述べた。

ひとまず民主党の反応は冷ややかだ。民主統合党の朴起春(パク・ギチュン)院内首席副代表は24日、議員総会で、「セヌリ党が朴氏の公約と関連して6兆ウォンの予算を増額すると一方的に発表した」とし、「口では大統合と言いながら、依然として単独走をしている」と批判した。崔宰誠(チェ・ジェソン)予算決算委幹事も記者会見で、「国債で予算6兆ウォンを増額するという李漢久院内代表の発言は傲慢だ」と批判した。野党に鮮明性を強調する強行指導部になるなら、与野党の関係はさらに悪化せざるを得ない。

朴氏が直接野党に手を差し出すべきだという意見もある。セヌリ党関係者は、「朴氏は誰よりも野党の重要性を分かっている」とし、「選挙運動期間に提案した与野党国家指導者連席会議の構成などを具体化させ、まず野党に歩み寄る努力が必要だ」と強調した。



scud2007@donga.com