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中国、習近平・李克強のツートップ体制がスタート

中国、習近平・李克強のツートップ体制がスタート

Posted November. 08, 2012 04:29,   

中国共産党第18回全国代表大会(党大会)が8日開幕し、習近平・李克強体制の幕が上がる。日本を抜いて中国を世界第2位の経済大国に引き上げた胡錦濤国家主席は、党大会で総書記などの党職を明け渡し、最高権力を習国家副主席に移譲する。

胡主席は8日、最後の業務報告を通じて、政権10年の功罪を説明し、次期指導部が進む方向と課題を提示する。党大会直前に開かれた中央政治局会議で審議・議決した党章に、胡主席の「科学的発展観」が指導理論に含まれるかが注目される。江沢民前主席も権力を移譲した2002年の第16回党大会で、江前主席が主張した「三個代表論」が党章に含まれた。

今回の党大会では、約8500万人の全共産党党員の中から選ばれた2270人の全国代表大会代表が、中央委員約200人、候補委員約160人を選んで新中央委員会を構成する。中央委員は、党大会が終わった後すぐに開催される第18期中央委員会第1回全体会議で、中央政治局常務委員会委員を含む中央政治局委員25人を選出する。

香港の明報は、次期常務委員に、習副主席と李克強副首相のほかに、王岐山副首相、張徳江重慶市書記、張高麗天津市書記、劉雲山党中央宣伝部長、兪正声上海氏書記の常務委員選出が有力だと報じた。常務委員が現在の9人から7人に縮小されれば、李源潮党中央組織部長と王洋広東省書記は脱落するという報道が相次いでいる。

新たにスタートする指導部が率いる中国は、米国とG2として覇権を争うほど国家の位相は高まったものの、国内外で直面する課題も山積している。政治改革が進まず腐敗が蔓延すれば、共産党統治の合法性が挑戦を受ける可能性もある。

成長の副作用にともなう階層、都市・農村間の不均衡で社会不安が深まる恐れもある。米国の牽制と日本などの周辺国との対立を円満に克服することも容易ではない。外交で強気の主張を求める国民の要求が高まっており、無視できないためだ。



mungchii@donga.com