「特定ディーラーにだけ恩恵を与えるという疑惑は事実ではありません。利星行(メルセデスベンツコリアの第2株主)からの独立はいつでも可能です。ただ、今のところ、その必要はなく、現状を保っているのです」
ベンツコリアのトーマス・ウルバフ社長は、24日に開幕する「2012釜山(ブサン)国際モーターショー」を控え、22日、釜山海雲台区(へウンデグ)のウドン映画の殿堂で開かれた新型スポーツユーティリティー車両(SUV)「ニューMクラス」の新車発表会で、東亜(トンア)日報の記者と会って、このように述べた。
ベンツコリアは、ドイツのダイムラーグループが持株の51%、マレーシアの華僑グループである利星行が、系列会社「スターオートホールディングス」を通じて、持株の49%を所持する合弁会社だ。ウルバフ社長は、「ベンツコリアの意思決定権は、ベンツコリアにある」とし、「韓星(ハンソン)自動車に特別な恩恵を与えているという疑惑は、ありえないことだ」と一蹴した。韓星車(社)は、利星行が100%の持分を保有している子会社であり、ベンツコリアの最大のディーラーでもある。
ウルバフ社長のこのような発言は、最近浮き彫りになっている韓星車(社)を巡る特別恩恵議論を払拭させる狙いがあるものと見られる。これに先立って、韓国内2位のベンツディーラー「ザ・クラス暁星(ヒョソン)」を始め、その他のディーラーらは、ハンソン車が持分構造を背景に、優越的な立場を乱用しているという疑惑を提起してきた。ウルバフ社長は、「ディーラーたちは誤解しないでほしい」と付け加えた。
ベンツコリアの社会貢献が足りないという指摘については、「最近、BMWが韓国でのドライビングセンターの建設を決めたのはすばらしいことだが、ベンツにそれに匹敵するだけの投資ができるかどうかはわからない」とし、「11月に、ドイツ本社で開かれる取締役会で、韓国市場への投資や社会貢献計画について、議論することになるだろう」と明らかにした。
ウルバフ社長はまた、「ベンツは、SKイノベーションからバッテリーを、韓国タイヤからタイヤの供給を受けており、そのほかも、韓国企業と数々の協力関係を交わしている」とし、「韓国企業との協力を引き続き強化させていく計画だ」と述べた。
ベンツコリアが同日発売したSUV、「ザ・ニューMクラス」は、7年ぶりの新型車で、排気量4気筒・2143CCの「ML250「(7990万ウォン)、6気筒・2987CCの「ML350」(9240万ウォン)、8気筒・5461CCの「ML63 AMG」(1億5090万ウォン)の3種類だ。全てディーゼルであり、燃費はモデルによって、1リットル当たり6.4〜11.9キロ。今年の韓国入庫台数は、600〜800台となっている。
gene@donga.com






