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黄色いリボン着用の李大統領「国の存在理由は国民の命を守ること」

黄色いリボン着用の李大統領「国の存在理由は国民の命を守ること」

Posted April. 17, 2026 10:13,   

Updated April. 17, 2026 10:13


李在明(イ・ジェミョン)大統領は16日、セウォル号惨事から12年となる追悼式に出席し、「国家が存在する理由はまさに国民の生命と安全を守るためだ」としたうえで、「生命と安全に関しては、いささかの隙も許さない」と述べた。現職大統領がセウォル号惨事の追悼式に出席したのは今回が初めてだ。

李氏はこの日、京畿道安山市(キョンギド・アンサンシ)にある花郎(ファラン)遊園地で開かれた式典で、「愛する人を失った深い悲しみの中でも、その切実な記録を一つ一つ残し、より安全な社会を築くため尽力してきた遺族の皆様に頭を下げて敬意を表する」とし、「長い歳月の間、日々どれほど大きな苦痛と悲しみに耐えてこられたか、到底推し量ることはできない」と述べ、遺族を慰めた。

また「大韓民国の大統領として重い責任を痛感している」とし、「あの日の過ちと重い教訓を片時も忘れず、同じことが二度と繰り返されないよう努める」と語った。さらに「いかなる状況でも国民を必ず守る国、国家を全面的に信頼し頼ることができる国をつくる」とし、「国民が実感できる実質的かつ具体的な変化を実現する」と強調した。

そのうえで「過去の悲しみを越え、より良い明日へ進むことこそが、今を生きる私たちの役割だ」とし、「名前を呼ぶことすら今なおつらいことだと承知しているが、私たちが記憶し記録し、追悼し誓い続ける限り、(犠牲者)304人一人ひとりの名前と、果たせなかった304の夢は決して忘れられない」と述べた。

李氏はこの日、黒のスーツに黒いネクタイを着用し、黄色いリボンを身に着けた。金恵景(キム・ヘギョン)夫人も黒のスカートスーツ姿で出席した。大統領府の全恩秀(チョン・ウンス)報道官は「社会的惨事に対する国家の責任を強化し、国民の信頼を回復するという意思を示す行動だ」と説明した。これまで朴槿恵(パク・クネ)、尹錫悦(ユン・ソクヨル)両元大統領はいずれも追悼式に出席しておらず、文在寅(ムン・ジェイン)元大統領も大統領在任中は出席しなかった。

この日の式典には禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長と、与党「共に民主党」の鄭清来(チョン・チョンレ)代表らが出席した。一方、野党「国民の力」の執行部は出席しなかった。同党の関係者は「4・16財団から出席要請の公文が届かなかった。出席の意思を伝えたが、すでに締め切られているとの回答だった」と話した。


ユン・ダビン記者 イ・ジウン記者 empty@donga.com·