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韓国タンカー、紅海を通過 ホルムズ封鎖後初

韓国タンカー、紅海を通過 ホルムズ封鎖後初

Posted April. 18, 2026 08:35,   

Updated April. 18, 2026 08:35


米国・イスラエルとイランの戦争でホルムズ海峡が封鎖されている中、韓国籍のタンカーが迂回路である紅海を通過した初の事例が確認された。

海洋水産部は17日、サウジアラビア西部の紅海沿岸にあるヤンブー港で原油を積載した韓国船舶1隻が同日、紅海を安全に通過したと明らかにした。原油輸送に主に用いられる超大型原油タンカー(VLCC)1隻が約200万バレルを積載することを考慮すると、韓国の1日当たり石油消費量(約280万バレル)に近い量の原油を輸送したことになる。

この貨物は、サウジアラビアが4~5月中に韓国向けに積み出す予定の5000万バレルの一部だ。韓国は毎月、約2800万バレルのサウジ産原油を輸入してきた。

紅海は封鎖されたホルムズ海峡の代替輸送路として指摘されてきた。2023年10月にイスラエルとハマスが衝突して以降、79件の船舶への攻撃が確認されている。このため政府はこれまで、イラン支援勢力であるイエメンのフーシ派の活動拠点として船舶攻撃の危険が高い紅海航行の自制を勧告してきた。しかし、李在明(イ・ジェミョン)大統領が4日の閣議で「多少のリスクがあるからといって(紅海輸送を)禁じれば、国内の原油供給はどうするのか」と述べたことを受け、紅海をホルムズ海峡の迂回路として活用する案が検討されてきた。

李氏は同日、X(旧ツイッター)を通じて「関係省庁が一体となって成し遂げた貴重な成果だ」とし、「とりわけ乗組員の方々に感謝する」と語った。


イ・チュクボク記者 世宗市=チョン・スング記者 bless@donga.com