Go to contents

米ホワイトハウス前で脱北者送還反対デモ、中国大使館前でもデモ

米ホワイトハウス前で脱北者送還反対デモ、中国大使館前でもデモ

Posted March. 22, 2012 08:22,   

米ワシントンで20日、ホワイトハウスや中国大使館、韓国大使館を順に回り、中国による脱北者の北朝鮮への強制送還の中止を呼びかけるデモが行われた。

北朝鮮人権連合やバージニア韓国人会、宗教団体の会員など約30人は、ペンシルベニアの街角にあるホワイトハウスの北門に集まり、「脱北者を救出しよう」「強制送還は殺人行為」などと書かれたプラカードを手にし、1時間デモを行った。デモ隊は、核安全保障サミットへの出席のために韓国を訪問するオバマ米大統領が、中国の胡錦濤国家主席との会談で、脱北者の強制送還の中止を要請することを願う内容の手紙を読み上げた。

デモ隊は、強制送還される脱北者の運命を象徴する「死の棺おけ」を持ち上げてデモを行い、黒服姿にフォークを手にした、胡首席に扮したデモ参加者も目に付いた。ホワイトハウス前でデモ隊が長い行列をなしてデモを行うと、観光客らはデモ隊が配ったチラシなどを読み、北朝鮮人権問題に関心を示した。一部の観光客は、「中国が脱北者を強制的に北朝鮮に送り返しているのか」と驚きを見せた。

さらにデモ隊は、ワシントン駐在の中国大使館前に場所を移してデモを行い、最後に、韓国大使館を訪問し、脱北者の北朝鮮への強制送還を食い止めるために、李明博(イ・ミョンバク)大統領が中国政府を説得し、北朝鮮の人権改善に向け、弛まない努力を願う内容の手紙を伝えた。

同日、ニューヨークやロサンゼルス、シカゴ、ヒューストンの中国総領事館前でも、20〜50人が参加する中、北朝鮮への強制送還反対デモが行われた。

一方、米下院では、脱北者の北朝鮮への強制送還の中止を促す決議案が、20日提出された。同決議案は、中国政府に対し、国際条約に基づき、脱北者の北朝鮮への強制送還を直ちに中止し、脱北者の不法越境者とみなしてきた慣例を打ち切り、国連高等弁務官室が脱北者を巡る状況について調査できるよう、アプローチすることを認めることなどを促した。今回の決議案は、米議会傘下の議会・行政府中国委員会(CECC)委員長のクリストファー・スミス議員(共和=ニュージャージ)が提案した。



mickey@donga.com