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12歳の子供に「性感帶」教えるアプリ

Posted January. 11, 2011 08:39,   

主婦のホ某さん(34)は、小学校2年生の息子に、これ以上自分のスマートフォンで遊ばせるのを禁じた。ホさんは、「息子が友達から聞き、スマートフォンのアプリマーケットから『セックス』や『アダルト漫画』のような単語で検索するのを見てびっくりした」とし、「ポータルサイトでもそのような単語は、成人認証を受けてから検索ができるが、なぜ、これはできないのか分からない」と話した。

実際10日、放送通信審議委員会が公開したアップル・アプリストアのわいせつアプリについての流通現状を見ると、アップルのアプリストアから英語で「セックス(sex)で検索すると、2308件が現れた。このうち、4歳以上の等級となっているアプリも、328件に達した。スマートフォン使用者が爆発的に増えている中、わいせつなアプリが何ら制裁も受けず、溢れている。

これは、インターネットが新しい時代を切り開いたものの、青少年らがわいせつや暴力物に露出され、学校暴力など深刻な副作用を生んだことと似ている。しかし、インターネット事業者は主に国内にあり、当局による取締りができるが、スマートフォンのアプリ市場は主に海外事業者らが運営しており、当局は制裁すら難しく、今後、その副作用はさらに増大しかねない。

●アプリストアに「セックス」殺到

アップルの最高経営者、スティーブ・ジョブズは昨年4月、「ポルノがほしければ、アンドロイドフォンを買えばいい」と主張した。アンドロイドマーケットは異なり、アップルは自主審議を経ることになり、問題ないという趣旨の発言だった。実際、放送通信審議会が昨年11月、アップルのアプリストアを調査した結果、性器が露出されるなどのわいせつ物はなかった。しかし、性行為の体位を知らせたり、性感帯を見つけるゲームなど、幼児や青少年らに対し、悪影響を及ぼしかねない複数のアプリがふるいにかけられず、そのまま掲載されていた。

特定単語別に調べた結果、英語で「セックス」が2308件(89.7%)で最も多く、ポルノ=115件(4.5%)、ヌード=115件(4.5%)、ペニス=34件(1.3%)の順だった。これらの言葉は、国内インターネットポータルサイトでは成人認証を受けなければ、検索できない単語だ。

アップルは、自主的事前審査を通じ、アプリごとの年齢等級をつけている。しかし、調査の結果、「セックス」のようなわいせつ単語で検索されたアプリのうち、4歳以上が利用できる(4+)アプリは13.5%、12歳以上が利用できる(12+)アプリは8.5%に達した。妊娠予防向け生理周期アプリ「セーフセックスカリキュレーター」は、4歳以上と等級がつけられた。性感帯を見つけるゲームのアプリ「セックシーゲーム」は12歳以上だった。

事実上、17歳以上と等級がつけられていても、青少年らはいくらでもわいせつなアプリにアクセスできる。アイフォンには一定等級以上のアプリを遮断する機能があるが、青少年らが自ら解除すれば済むので、実効性はない。

●当局による制裁は困難

問題は、当局が積極的にアプリストアやアンドロイドマーケットのようなスマートフォンのオープンマーケットを制裁できないことにある。放送通信審議委・有害情報審議チームの朴ジョンフンチーム長は、「現実に、どのような是正措置が可能か、苦心している」と話した。スマートフォンのアプリ検索ポータルサイト「アビスター」を運営しているメゾメディアのヨム・ギウォン・サービス企画チーム長は、「アンドロイドマーケットでは、自主審議が事実上不可能な上、アップルも最近、自主的審議基準を緩和し、低レベルの露出などを盛り込んだアプリの流通が増えているのが現状だ」と語った。

情報技術(IT)関連法専門家である光云(クァンウン)大学・法学部のクォン・ホンヨン教授は、「国内モバイル通信事業者は、青少年が加入したスマートフォンには、特定アプリを使わせない方法も、技術的には可能だが、過度な規制は、また別の副作用へと繋がりかねない」とし、「過剰反応よりは、青少年らが自ら控えるように誘導するプログラムに、保護者や当局が関心を持たなければならない」と語った。



kimhs@donga.com sanhkim@donga.com