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「北朝鮮の挑発時には自衛権行使を」金国防長官、一線部隊に命令

「北朝鮮の挑発時には自衛権行使を」金国防長官、一線部隊に命令

Posted December. 07, 2010 10:07,   

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金𨛗鎮(キム・クァンジン)新国防部長官は6日、「北朝鮮が先に挑発してきた場合、自衛権を行使し、(自衛権の行使を命じる)長官の指針が、すでに(一線の部隊に)通達された」と明らかにした。

金長官は同日、就任後初の記者懇談会を開き、「自衛権は、敵が我々へ先に挑発した場合、それに対する報復の概念であり、交戦規則の必要性と比例性の原則は適用されない」とし、このように話した。さらに、「敵の挑発意志が失せるまで、自衛権を行使する。(比例性を守らない自衛権行使の合法性に対する)法的な検討は全て終わった」と強調した。金長官は、交戦規則を改正するかどうかについても、「改正する」と明らかにした。

金長官は、今月中に行われる将軍人事と関連し、「人事は、軍に対する専門性と野戦中心の軍事専門性を備えた能力中心の人事になるだろう。外部の請託は考慮の対象ではなく、(問責人事ではない)通常人事になるだろう」と説明した。また、「野戦中心」という表現について、「軍には専門家が必要であるため、軍事的専門知識のある人をいう」とし、「政策部署に勤めていたからといって、野戦知識がないわけではない。野戦勤務者だけを進級させ、政策部署の勤務者は排除するという意味ではない」と説明した。また、隊長級に対する問責人事の可能性を問う質問に対し、「(今回の人事は)通常人事であり、知らないうちに行われるムード刷新用ではない」とし、隊長級人事がないことを明確にした。

金長官は、延坪(ヨンピョン)島海上射撃訓練の再開と関連し、「気象条件などの様々な条件を考慮し、実施を原則とする。射撃訓練は、平時に韓国の区域であり、便宜性と有効性を考慮する」と説明した。



mhpark@donga.com