国防部は9日、日本と軍事秘密保護協定を締結する案を検討していると発表した。国防部の関係者は同日、「日本と秘密保護協定がなく、締結の必要性や手続きなどについて、実務レベルで検討している」とし、「日本側が先に要請してきた」と説明した。現在、韓国政府は米国、ロシアなど21ヵ国と軍事秘密保護に関する協定、または了解覚書を締結しており、韓米、日米の間ではそれぞれ軍事秘密保護協定が締結されている状態だ。
同日付の朝日新聞も、両国が軍事機密の保全・交換に関する規則を包括的に規定した軍事情報包括保護協定を推進していると報じた。
しかし国防部の関係者は、「内部的に資料収集の段階にあり、日本側と顔を合わせて話し合いをする段階には至っていない。北朝鮮の非常事態や中国の脅威を念頭に置いて(韓日軍事秘密保護協定を)推進しているというのは事実と違い、政府レベルの協定を結ぶか、それとも国防部レベルの了解覚書にするかも決定されていない」と話した。
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