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「故李秉迵会長に米国人の外孫娘」報道、三星が公式否定

「故李秉迵会長に米国人の外孫娘」報道、三星が公式否定

Posted October. 29, 2010 08:05,   

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米国人のリジェット・リー氏(29、写真)が、自分は三星(サムスン)グループの創業者である故李秉迵(イ・ビョンチョル)会長の外孫娘だと主張したことについて、三星は公式否定している。

三星グループ・コミュニケーションチームの李仁用(イ・インヨン)副社長は28日、記者会見を開き、一部のメディアで、リー氏が李会長の外孫娘だという証拠資料として示した三星電子・北米法人の公文は、偽造されたことが明白だと明らかにした。前日、国内のあるテレビ局が、米連邦検察を通じ入手したと報道した文書によると、6月30日、ロサンゼルス周辺のバンナイズ空港で開かれる、最高級発光ダイオード(LED)3DテレビのPR行事に、三星家に代わって、相続女のリー氏が出席するという内容が書かれている。

しかし、三星はこの文書は、デイビッド・スチール北米総括広報企画チーム長(専務)が実際に作成し、バンナイズ空港に送った文書を、偽造したものだと明らかにした。その証拠として、△公文には相応しくない家族履歴を表記し、△スチール専務のサインを偽造したのは明らかで、△スチール専務の電子メールのアドレスが間違っており、△正統英語を駆使する英国人のスチール専務が書くはずのない、文法に合わない英語(The owner’s of samsung)が書かれていると指摘した。

三星によると、リー氏は今年初頭、米アカデミー授賞式で使用されるテレビ製品を、三星電子の北米法人が提供する事業と関連し、ブローカーの役割を引き受けたことがある。今回の行事にも関係しており、文書を受け取ることができた。しかし、リー氏は、バンナイズ空港の行事が行われる前に6月14日、100キロに及ぶ大麻を運んでいたところ逮捕され、収監されており、捜査過程で自分は故李秉迵創業者の孫娘だと主張している。

三星関係者は、「リー氏の三星相続女主張は何ら根拠がない」と述べ、「文書偽造と共に、リー氏の主張も事実でないことが立証されたと思う」と話した。三星は、同事件と関連し、法的に対応するかどうか再び検討することにした。



sublime@donga.com