10日、国家人権委員会によると、今年1月、シン某氏(70・女)は孫娘の李某氏(24)と共に、某高等裁判所での調停手続きに参考人として呼吸器1級傷害を持っている被告人である娘の代わりに出席した。
シン氏が合意案を拒否すると、調停手続きを進めていたA裁判官は、「娘が病気のようだが、拘置所に入れられて、死なせてほしいのか。病人が拘置所に入れられて死んだのは一人や2人ではない」と話した。また、「言葉の意味が分からないのか?耳でも悪いのかな」と人身攻撃にも取れる発言もした。
シン氏が、ひどい目に遭うのを傍で見ていた孫娘の李氏は、今年2月、人権委に苦情を出した。A裁判官は、「シン氏を再度、説得する際、苦情の要旨と同様の発言をしたような気がするが、強圧的な態度で合意を促したり、人身攻撃をする意図は全くなかった」と釈明した。
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