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元大統領府高官がKB会長の選任に関与、野党代表が疑惑提起

元大統領府高官がKB会長の選任に関与、野党代表が疑惑提起

Posted July. 14, 2010 08:17,   

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民主党の朴智元(パク・ジウォン)院内代表は13日、「尹鎮植(ユン・ジンシク)元大統領政策室長が(KB持株会社の会長選任の過程に)積極的に関与し、『大統領の意中だ』とし、李哲徽(イ・チョルフィ)候補ら、他の候補らを辞退させて魚允大(オ・ユンデ)会長に決定した」と主張した。

朴院内代表は同日、国会で行われた院内対策会議で、「会長職に挑戦して落ちた李哲徽・韓国資産管理公社社長が知り合いの方々にこのように話していた内容が事実であることが明らかになった」と述べ、魚允大氏をKB持株会社会長に選任する過程で大統領府の関与があったと主張した。

朴院内代表はさらに、「魚会長がKB金融持株会長候補推進委員会委員長のソウル市立大学イム某教授のところを訪れ、『大統領府で決めたものだから、私を選んでほしい』と要求した」とし、「イム教授が『他の理事にもサインを送ってほしい』と言ったので、大統領府が全部整理して理事らが魚会長を推薦したものだ」と主張した。

これに対して、魚会長は同日、就任の記者会見で、「(私が)イム教授に会ったことはあるが、よろしく頼むとだけ話した」とし、「何も知らない私にそんなことが言えたはずがない」と否定した。魚氏は、「イム教授に『KB金融を立派に成長させたい。助けてほしい』と話し、(そのような意味で)他の社外理事とも顔を合わせた」と付け加えた。

イム教授は本紙の取材に対して、「会長選任の前に候補らが儀礼的に社外理事と会って自分のビジョンを説明する場で会っただけだ」とし、「大統領府の意中だという話は聞いたこともなく、そのようなサインを他の理事に送ったこともない」と反論した。

一方、民主党の趙泳澤(チョ・ヨンテク)院内スポークスマンは、「国民(クンミン)銀行がユ・ソンギ先進国民政策研究院理事長に巨額の月決め手当てを支給したという情報がある。李明博(イ・ミョンバク)大統領就任1周年記念行事と先進国民政策研究院の政策セミナーにスポンサーを提要したという情報もある」と話した。

ユ理事長は、08年7月から1年間、国民銀行の経営諮問役(顧問)を受け持って一月に1900万ウォンの顧問料を銀行側からもらっていた。



pen@donga.com cha@donga.com