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スペイン−オランダ、W杯初優勝をかけて激突

スペイン−オランダ、W杯初優勝をかけて激突

Posted July. 09, 2010 08:48,   

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「無敵艦隊」スペインと「オレンジ軍団」のオランダが、ワールドカップ(W杯)初王座をかけて激突する。両チームは12日午前3時30分、南アフリカ共和国ヨハネスブルグ・サッカーシティ・スタジアムで対戦する。

準決勝でスペインはドイツを1対0で、オランダはウルグアイを3対2で下した。ドイツとウルグアイの3、4位決定戦は11日午前3時30分、ポートエリザベスで行われる。06年ドイツ大会まで計18回行われたW杯で、優勝カップを抱いたことのある国は7カ国しかない。ブラジル(5回)、イタリア(4回)、ドイツ(3回)、アルゼンチン・ウルグアイ(以上2回)、イングランド・フランス(以上1回)の順。スペインとオランダのどちらが勝っても、W杯初優勝の感激を味わうことになる。

●初制覇への自信

スペインとオランダはいつも優勝候補に挙げられていたものの、いざ優勝とは縁がなかった。スペインは今大会まで13度も本大会に進出した。最高成績は1950年ブラジル大会時の4位。したがって、決勝進出は80年にして初めてのことだ。オランダは1974年西ドイツ大会と1978年アルゼンチン大会で2回連続準優勝を果たしたのが最高成績だ。決勝進出は32年ぶりだ。

●ビジャ対スナイデルの得点王争い

両チームを代表するゴールゲッターの競争も激しい。スペインのダビド・ビジャ(バルセロナ)とオランダのウェズレイ・スナイデル(インテルミラノ)は並んで5ゴールを決めて得点首位をマークしている。決勝戦でゴールを入れる方が得点王になる可能性が高い。

スペインは4強戦まで6試合で7得点(2失点)、オランダは12得点(5失点)を記録した。ビジャとスナイデルがチームに優勝をもたらす場合、最優秀選手に届けられるゴールデンボール(大会MVP)の受賞も有力だ。結局、勝つチームが優勝カップと共にゴールデンボールとゴールデンシュー(得点王)を全て獲得する可能性が高い。



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