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ベスト16入りの代表チーム、兵役免除まで?

ベスト16入りの代表チーム、兵役免除まで?

Posted June. 24, 2010 03:03,   

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韓国が、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、史上初のアウェーでベスト16進出快挙を成し遂げたことで、太極戦士らの兵役特例をめぐる論議が熱を帯びている。

23日、韓国とナイジェリアの1次リーグ最終戦終了直後、趙重衍(チョ・ジュンヨン)大韓サッカー協会長と許丁茂(ホ・ジョンム)代表チーム監督は、兵役特例を取り上げた。趙会長は、「選手らが望むのは、兵役問題だ。国内(2002W杯日韓大会)でベスト16進出を果たした時、兵役特例が与えられた」と話した。許監督も、「今回のベスト16進出は、海外で活躍する選手らの功労が大きかった。実際、海外で多くの選手が活躍したいと思っているが、兵役問題のために出られない。選手生活を終え、公益勤務をするなどの方法で兵役を解決してほしい」と主張した。

23人の代表チームの中で、兵役義務を果たさなければならない選手は、海外組の朴主永(パク・ジュヨン=モナコ)や奇誠庸(キ・ソンヨン=セルティク)、現在、尚武(サンム)所属の金正友(キム・ジョンウ)を含め15人。現行の兵役法施行令第47条2によると、オリンピックで銅メダル以上かアジア大会で金メダルを取った選手だけが兵役特例を受けることができる。2002W杯の時は、大韓サッカー協会の申し入れを政府が受け入れ、選手に兵役特例が与えられた。当時、朴智星(パク・チソン=マンチェスターユナイテッド)ら10人が恩恵を受けた。

世論も交錯している。「国威宣揚に貢献したので、兵役恩恵を与えてもいい」という意見がある反面、「陰で汗を流すマイナースポーツの選手らとの公平性に反する」といった反対意見も多い。



uni@donga.com